この記事では「時間を無駄にせず、1日を有効に使う方法」を紹介します。
やる事がたくさんあって、すべてを終わらせることなんてできない毎日を送っていませんか?
私はADHDという診断を受けてはいませんが、他の人よりも
- 気が散りやすい
- ケアレスミスが多い
- 物をよく置き忘れる
- 思いつきで行動してしまう
という特性があり、こちらの本を購入しました(だらしなくてズボラなだけなんだけど…)。
この本の第5章では
- うまくスケジュールを組む
- すきま時間を活用する
- タスクの優先順位づけをする
を学びますが、この記事では「うまくスケジュールを組み、1日を有効に使う方法」を掘り下げたいと思います。
時間を無駄にせず、1日を有効に使う方法
時間を無駄にせず1日を有効に使う方法として、次のポイントを抜粋して紹介します。
- 計画を立てる時間を持つ
- 毎日決まっている仕事を同じ時間に行う
- すると決めた時間にはそれ以外の事をしない
- 自分が元気な時間を把握する
- 小さなタスクはすきま時間にやる
- きちんと休む
1つずつ、私の経験も交えて詳しく説明しますね。
計画を立てる時間を持つ
1日をなんとなく過ごしてしまっては、有効に時間を使う事ができません。
月の初め、週の初め、1日の初めに、どんな予定があって、どんなことを成し遂げたくて、どんなタスクがあるのかを洗い出します。
一緒にやった方が効率が良いタスクや、何かのついでに出来るタスクがあるか考えます。
毎日のTodoリストだけをこなすのではなく、そのタスクが中長期的にどういう意味を持つのかを把握することで、多少面倒に思う事に対しても行動力がぐんと増すのです。
毎日決まっている仕事を同じ時間に行う
毎日決まっている仕事を同じ時間に行い、ルーティン化してしまうだけで、「やらなくては」という意思のパワーを使わずに行動に移すことができます。
私の場合は、こんなルーティンを毎日やっています。
- 起床後20分:モーニングページを書く
- ~6時まで:朝活(ブログを書いたりしてます)
- ~7時半:洗濯・朝食・子供達を送り出す
- ~8時:洗濯を干す・朝食を片付ける・掃除機
- ~15時:仕事
- ~16時:朝の残りの家事・家庭菜園の手入れ
ここまでは大体ルーティンで苦労なく過ごせています。
夕方以降は子供の習い事があり、日によって変わってくるのでまだ上手にルーティンを作れずにいます。
特に私に必要なのは夕食後~寝る間でのルーティンです。
「夕食片付け」「お風呂」など、毎日やらなくてはいけない事を同じ時間にやりルーティンを作ることで、「面倒くさいからダラダラしてしまう」という状態を避けることができます。
すると決めた時間にはそれ以外の事はしない
これは私によくありがちなのですが、1日のタスクを決めて取り組んでいても、突然やる気になってしまい、タスクになかった事をやり始めてしまいます。
掃除をしていたのに、突然「これってなんだっけ?」とインターネットを調べはじめ、そのままネットサーフィンを1時間もしてしまったり…。
ネットで調べたい事があったら書き留めておく、突然やる気になったものも後日やる時間を設けましょう。
どうしても「今」やらなくてはいけない事以外は、予定にない事に手を付けない事も大切です。
「今、ここ」に集中するのは禅でも大切にされている教えです↓
自分が元気な時間を把握する
私は時間管理を始める前、自分が1日のうちでもっとも効率よく動ける時間を把握していませんでした。
子供の頃から夜型人間で(というか朝が苦手)、勉強は夜中にするタイプだったので、なんとなくブログを書くのも夜が向いていると思っていました。
でも、今は夜に母と時間を過ごしたい年頃の子供がいるし、飲酒も毎日します。
すごく疲れている夜に頭を使う作業は向いていなかったのです。
今の私は「朝にやる気に満ちていて一番動ける」とわかったので、朝1番に自分のやりたいブログ作業を、そして仕事に行く前に洗濯や掃除も済ませてしまいます。
自分を観察して、どの時間帯が一番元気で、有効に時間を使いタスクをこなせるのか把握しましょう。
私が早起き出来るようになった方法↓
小さなタスクはすきま時間にやる
小さなタスクはわざわざ予定に組み込まずに、ちょっとしたすきま時間にやるようにします。
5分以内のすきま時間にやるようのタスクリストがあると有効に時間を使う事ができます。
例えば
- 〇〇さんへ電話
- ジャンクメールを削除
- TODOリストの更新
- スクワットやプランクなどのエクササイズ
- 床に落ちているものを拾う
- 物をあるべきところへ戻す
- 明らかなゴミを捨てる
特に、部屋の片付けや掃除などは、5分以内の作業を繰り返すだけで劇的に変わります。
すきま時間にできる事を把握しておくと、ただスマホをいじって終わってしまうという状況を避けることができます(スマホいじりは5分じゃ終わらない)。
きちんと休む
やる事がたくさんあって時間に追われていると、睡眠時間を削ってまでタスクをこなそうとしてしまいますよね。
でも、睡眠時間を削ると、脳が疲れていて日中のパフォーマンスが低下していまいます。
また「起床後17時間で、血中アルコール濃度0.05%と同等レベルまでパフォーマンスを低下させる」という研究結果があるくらいです。
詳しくは↓
睡眠だけではなく、「人間の集中は15分」までとも言われています。
長時間だらだらとやるよりも、「15分作業」+「5分休憩」を1コマとして3コマやったら「15分休憩」をはさむと良いでしょう。
休憩を取る事に罪悪感を感じる人も多いですが、この方法の方が「効率よく」有効に時間を使う事ができるのです。
【まとめ】時間を無駄にせず、1日を有効に使う方法
気を付けていないと、ついついダラダラして時間が過ぎてしまいがちですが、まず「1日を有効に使う」と決めることで生活は変わってきます。
1日を有効に使うために、特に大切なポイントはこの3点です。
- ルーティン化する
- 元気な時間を把握する
- 休憩・休息をとる
「やりたくないけど、やらなくてはいけない」タスクを「やる」のは、すごく意思のパワーが必要になります。
ルーティン化することで「やりたい」とか「やりたくない」とか、その時の気分は関係なくなります。
そして、元気な時間に「これが出来たら満足」という事や「絶対に終わらせたいタスク」を済ませてしまいます。
これが終わるだけで、1日を有効に使った感がぐんとアップします。
最後に、きっちり休憩・休息を取る事です。
おざなりにしがちですが、ちゃんと休憩・休息を取った方が効率的に動けるという研究結果がたくさんありますから、自信を持って休んでくださいね!
こちらの本を元にして記事をいくつか書いています。
第1章「ADHDタイプが時間に追われる理由を知ろう」より
第2章「夜更かしをやめる/やる気を出す方法を学ぶ」より
第3章「気持ちの良い朝を過ごそう」より
第4章「忙しい夕方のバタバタを乗り切ろう」より
第5章「日中を効率よく過ごそう」より←今の読んでる記事です
第6章「面倒なことに重い腰を上げよう」
第7章「後回し癖を克服しよう」