毎日 「忙しい、忙しい」と、なんだか疲れていませんか?
と思ったりしますよね。
あれもしたい、これもしたいと気ばかり焦って、1日の終わりに達成感もなく疲労と虚無感に襲われたり…。
今回の記事は、
- 時間の使い方が上手くなる方法の6つのポイント
をまとめました。
毎日、達成感を味わって眠りにつく生活を送りましょう!
時間の使い方が上手くなる方法
私達は「忙しい」と簡単に言うけれど、「忙しい」とはどういうことなのでしょうか?
「忙しい」を辞書で調べてみると
- 用事が多くて気持ちが落ち着かない。
- 動作などがせかせかしていて、見る者聞く者を落ち着かせない。
- 精神的にゆとりがない。
- 経済的に切迫している。金銭的に困っている。
三省堂 大辞林 第三版より
と書いてありました。
人が「忙しい」と感じてしまう理由は、
- やる事がたくさんありすぎてる
- やる事があるのに、何から手を付けていいのか分からない
- 効率的に時間を使えていない
という事が考えられます。
「忙しい」と感じていても「時間の使い方が上手で、色んなことを成し遂げている」ということはもちろんあります。
でも「忙しければ忙しいほど、時間の使い方が下手」ということの方が多いのです。
やる事がたくさんあっても、趣味に没頭したり、ゆっくりする時間があったら「充実している」と感じるはずです。
「忙しい」と感じる人ほど、目的意識も乏しくやる事を詰め込みすぎて、疲れているケースが多いのです。
限られた時間を最大限に生かし、効率的にやるべき事・やりたい事を成し遂げる方法を6つ説明します!
【時間の使い方が上手くなる方法】
- 決定する時間を減らす
- ルーティンを作る
- 時間を小分けにする
- 優先順位を考える
- タイマーを使う
- 気が散らないようにする
1つずつ説明します。
【時間の使い方が上手くなる方法①】決定する時間を減らす
「決定する」というために使う時間を減らすのが大切です。
私達は日々、たくさんの事を「決定」しています。
- 今日は何をしよう
- 今日は何を着よう
- 何を食べよう
と言った日常的なことから始まり、1日に35,000回もなんらかの「決定」をしていると言われています。
さらに、時間の使い方を考える時に、
- ルーティンはどの順番にしよう
- どういうやり方にしよう
- これはどこに置こう
など、一生懸命考えてしまいます。
でも、このような「決定しなくてはいけない」と私達が思っている事は、大体の場合はそれほど死活問題ではないと思いませんか?
レストランで時間をかけて考えてカレーライスを頼んだけれど、後から「サンドウィッチが本当は食べたかったー!」って思っても、ちょっと残念だけれど、死ぬわけではありません。
それに、もう少しロングスパンな決定の場合は、決定したことはいつでも変更できます。
朝のルーティンで「化粧をして→ご飯を食べる」でも「ご飯を食べる→化粧する」でもどうだっていいのです。
今すぐどちらかをやってみて、「違うな」と思ったら変えることができます。
やらない事に時間を割くほど無駄なことはないので、さっさと決めて、さっさと行動しましょう。
【時間の使い方が上手くなる方法②】ルーティンをつくる
物事を「決定する」というのは、時間も無駄ですが、脳のエネルギーも必要以上に消費するんです。
有名な経営者の人でも、毎日着る洋服が一緒とか毎日食べる朝ごはんが同じというのを聞いたことがありますね。
1日にたくさんの「決定」をしないといけない彼らですから、脳のエネルギーを温存しなくてはいけません。
日々の小さな決定は「ルーティン」や「習慣」にしてしまい、無意識で行うようにしているのです。
あなたのやることリスト(Todoリスト)には何が書いてありますか?
それは、本来ルーティン化すべき事ではありませんか?
ルーティンを作れば、それが習慣となります。
日々繰り返しやることで、同じ作業でも時間が短縮され、余った時間でもう1つ違うことができるようになる
【時間の使い方が上手くなる方法③】時間を小分けにする
人が「忙しい」と感じる時、やらなくてはいけない事が「どう手を付けたらいいのか分からない」ということも考えられます。
「大掃除」を例にとって考えてみましょう。
そう!年末にやらなくてはいけない事は沢山ありますね!
大掃除だけでも小分けにするとリビング・キッチン・窓・玄関…とたくさん考えられます。
11月頃になると主婦の雑誌などに「この日はどこをやる」とカレンダーに書き込むような特集が組まれています。
でも、「この日何をする」など大きく考えると、時間の無駄がたくさん出てしまいます。
時間の使い方が下手な人にありがちな「気持ちばかり忙しいだけで何も終わっていない」ということが起こったりするのです。
もし大掃除の予定を考えるなら、1日のうちで1〜2時間の集中的にやる時間を決めましょう。
そして、10~20分の時間でできる範囲で「キッチンの換気扇」「冷蔵庫の掃除」「パントリー掃除」などのように細かく分けて予定を組んでみましょう。
本当に集中できる時間まで作業を小分けすることで、無駄を省くことができる!
【時間の使い方が上手くなる方法④】作業の重要性を考える
やることリスト(Todoリスト)を作っているのなら、よくそのタスクの内容を見てみましょう。
2日かかるかもしれないけれど超重要なタスクがあったり、時間のかからず、重要度の低いタスクがたくさんあると思います。
いくつの作業をこなしたかというのを考えるのはやめて、作業の重要度にもっと焦点を当てましょう。
寝る前に「できたことリスト」を作ることはとても有益です。
Twitterでも「#ポジティブ日記」として、やったことリストをツイートしてる仲間がいました。
「こんな事ができた」という達成感を得ることが出来ると、モチベーションをあげることができます。
続けていくうちに、忙しく動いて疲れている割には大して重要な事を成し遂げていなかった事に気づくこともあります。
「もっと良い時間の使い方をしないといけないといけないな」と振り返ることができるのです。
作業の重要度を考えて行動すると、達成感が生まれる!
【時間の使い方が上手くなる方法⑤】タイマーを使う
作業の本当の所用時間を図る為にタイマーを使うといいでしょう。
面倒臭いと思ってる作業が、本当は5分で終わると言うこともあるかもしれません。
だから「この作業にかかる時間はたったの5分」と知っておくのは、とても大切なんです。
それに、私達は制限時間がある方が集中して行動することができます。
「今から15分は集中する!」と自分と約束する事も出来ます。
時間の感覚を味方にすることで、すぐに行動することもできるし、集中してテキパキ動くことができる!
【時間の使い方が上手くなる方法⑥】気が散るようなことは減らす
スマホを別の部屋に置くなどして、気が散るようなことを最初から起きないようにすることが必要です。
「マルチタスク」というのはありません。
私達は1つの事に集中してやった方が、作業を早く終わらせることができるのです。
音楽を聴きながら掃除するのはOK!
でも踊りだしてしまうならNGです。
気が散るようなことは排除して、1つの事に集中する環境を作りましょう!
1つの作業に集中する環境を自ら作り出し、やらなくてはいけない事を短時間で終わらせる意識を持つことが大切!
時間の使い方が上手くなる方法のまとめ
今日は、時間の使い方が上手くなる方法の6つのポイントについて書きました。
時間の使い方が下手で、どうしても1日の終わりに達成感を感じることができない毎日を送っている人も多いと思います。
時間を効率的に使うのも大切だけれど、何より目的意識を持って「何を成し遂げたいか」を考えることで、身体が動くことがあるかもしれません。
身体を動かさない事には始まりません。
時間だけは、全世界の人に平等に与えられたものです。
そして私達は遅かれ早かれ死に向かって生きています(あ!哲学的になっちゃった!)。
私をはじめ、時間の使い方が下手な人は
- 人生を単に日々のやらなくてはいけない事に埋められないようにする
- 時間は有限。ダラダラするために使う時間はない!
- 自分が気を付けることで、時間は生まれる
という意思を持って時間を使うということが大切なんだと心に刻まないとダメですね。