先日、全くの無意識で「自分はズボラ」という思い込みが事実の認知を歪ませている事実に気付きました。
事の始まりは、同僚と日焼け止めについて話していた時です。
と実にさわやかに同僚が言ったのです。
その時に、雷に打たれたような衝撃がありました。
私も手足にあまり日焼け止めを塗らないんですが、「ずぼらだから」気分で塗ったり塗らなかったりするのだと思っていました。
私だってそんなに「気にしないから」日焼け止めを塗ったり塗らなかったりしていただけなのに、「ずぼらだから」って思ってたことに気付いたんです。
人は「無意識の思い込み」を証明する出来事を探して生活していると聞いたことがあります。
そして、その思い込みがネガティブな場合、意思決定や事実の認識にすごく影響を与えているだろうと想像が出来ました。
と言う事で、今回は
- 無意識のネガティブな思い込みが与える影響
- ネガティブな思い込みを捨てる方法
について、書いていこうと思います。
無意識のネガティブな思い込みが与える影響
私は日焼け止め塗らない件を「ずぼら」で片づけていました。
「すぼら」を理由にしなくてもいいのに、自分が悪癖と思っている事を「ずぼら」と結び付けて、ネガティブな思い込みを更に強めていました。
できない事が見つかれば「やっぱりずぼらだからできない」となっているし、「ずぼらだから、やりたくても出来ないことがある」って思っていることがあります。
「ずぼらだから」とすることで、考えることから逃れていたのかもしれません。
もしかしたら部屋が汚いのも、「ずぼら」の他にも「整理整頓の方法を知らない」とか「モノと真剣に向き合っていない」とか「時間の使い方が下手」とか他の理由があるかもしれないのに、それを「ずぼら」とすることで考えずに問題を先延ばしにしていたように思います。
問題をすべて「ずぼら」で片づけてしまうと、問題の本当の解決法へはたどり着けず、ずっと苦しさだけが残ってしまうのです。
ネガティブな思い込みを捨てる方法
では、早速ネガティブな思い込みを捨てる方法を考えていきます。
と言っても、過去に色々勉強してきたことから考えられる方法はこの2ステップだけです。
ネガティブな思い込みを捨てる2STEP
- ネガティブな思い込みを認識する
- ネガティブな思い込みを塗り替える
詳しく説明します。
①ネガティブな思い込みを認識する
私が「私はずぼら」というネガティブな思い込みに無意識のうちに支配されていて、事実を湾曲してとらえている事に気付いたように、まずは認識することがとても大切です。
ルイーズ・ヘイの鏡を使った「鏡のワーク」というのがあります。
自分を鏡に映した状態で、自分に問いかけてみるというものです。
例えば「私が一番問題に感じていることは?」と聞いて鏡の中の自分を見つめます。
そして、その時に一番最初に浮かんだ事を書き留めていきます。
私の場合は「ずぼら」「お金を稼げない」「部屋が汚い」「子供達の良いお母さんでいられるか」「料理を作れない」「自分は愛される価値がない」などなど…。
②ネガティブな思い込みを塗り替える
自分のネガティブな思い込みについて「本当にそうかな?」と質問してみます。
自分が無意識にしているネガティブな思い込みで事実を湾曲していることに気付くのです。
そして、「本当はそうではない」事実を一つ一つ探していくことでしか、思い込みを変えることはなかなかできないんです。
もし変えたいことがあるなら、少しずつ変えてみる。
小さな変化を起こすことが出来たら、ちゃんと自分を認めて、褒めてあげる。
無意識なネガティブな思い込みは育ってきた過程で人から言われたり、求められたりして付いてきたものの事が多いです。
長い年月をかけて培われてきたものだから、一夜にしてガラリと変わる事はなかなかありません。
でも、「そんな風にネガティブに思い込んでいる自分は嫌だ」と感じた時がチャンスです。
「自分の思い込みを変えると見える世界が変わる」という記事をいくつか書いてます。
良かったらどうぞ↓