人間は自分の信じている事が「正しい」と証明できる出来事を探し、体験しすると言われています。
脳科学的に見ても、人間の脳は自分の認知できるものしか情報として受け入れられないのです。
だから、マインドセットをポジティブにシフトチェンジしたり、感謝の気持ちをいつも持つことで、見える世界が変わるのです。
「ポジティブちゃん」と「ネガティブちゃん」では、同じ事が起きても感じ方が違うというのは分かるんです。
でも、一瞬「残念だな」とか感じてしまうネガティブな感情は、なかなか変えられないのではないでしょうか?
マインドセットが変わるまでの間、わたし達に必要なのは「その後、どう対応するか」です。
この記事では
- 自分の感情をコントロールする「17秒メソッド」の効果とやり方
について解説します。
17秒メソッドとは
17秒メソッドは「引き寄せの法則」でおなじみのエスター&ジェリー・ヒックス夫妻が提唱するメソッドです。
人が何かを思考し続けると、17秒後に「引き寄せの法則」が発動します。
その思考によりフォーカスするようになり、より波動が明確になっていくのです。
「引き寄せの法則」が発動すると、その思考と同じ波動の思考が引き寄せられてくるようになります。
この時の「引き寄せ」はまだ弱いものですが、少なくとも17秒の思考を4回「68秒」まで続けると、思考したものが実現可能なレベルまで引き上げられるのです。
「実現可能なレベルまで引き上げられる」=「マニフェストになる」と「引き寄せの法則」では言うそうです。
「68秒」というのは最低レベルの話で、出来れば数時間、数日とその思考を維持することができれば、その思考が自分の中で「最も優勢な思考」になります。
そして、その最も優勢な思考を証明する出来事を探して、体験するようになるのです。
「引き寄せの法則」はポジティブな事にもネガティブな事にも働きます。
だから「叶えたい夢」を自分の「最も優勢な思考」にすれば、それを引き寄せることができるのです。
「叶えたい夢なんていつも心の中で考えている」というあなたも、実は「17秒」以上、それだけを考えている事はとても少ないのです。
瞑想をしたことがある人ならわかるかもしれませんが、考え始めた途端に違う事を考え始めたり、10秒くらい経つと心配事ややらなくちゃいけない事等が浮かんできたりします。
くよくよしたり、イライラしたり、ネガティブな思考は頭の中をずーっとぐるぐる回り続けるのに、不思議ですね…。
- 17秒間、1つの事を強く考えていると「引き寄せの法則」が発動する
- 「引き寄せの法則」が発動すると同じ波動の思考が引き寄せられてくる
- 少なくとも「68秒」続けると、実現可能なレベルな「マニフェスト」になる
17秒メソッドの効果
「引き寄せの法則」は良い方にも悪い方にも働くのですが、ここでは「良い方」の効果を説明します。
(わざわざ好んで悪い方に向かう人はいませんもんね。)
17秒メソッドの第1の効果は「波動を望みの方向に動かす」ということです。
スピリチュアル系が苦手な私が「波動」について書いてみました↓
17秒間「願いが叶った姿」を想像すると、波動が「願いが叶う自分」に合い、願いが叶いやすくなるのです。
自分自身がポジティブな気持ちになると、ポジティブな良い事が周りに現れ始めます。
何か「嫌な気持ち」になったときに、17秒メソッドを使って気分を切り替えることもできるのです。
17秒メソッドに挑戦すると、いかに自分の思考が意図しない方向に進んでいくかを知ることができます。
自分の思考に注意を向け、「なりたい自分」になれるような思考にシフトチェンジすることができるようになるのです。
- 波動が「願いが叶った自分」に合う
- 気持ちを切り替えられる
- ネガティブな事を考える時間が減る
- 自分の思考に注意が向く
17秒メソッドのやり方
では17秒メソッドのやり方を説明します。
【17秒メソッドのやり方】
- 幸せな思い出やいい気分を呼び起こす
- タイマーをセットする
- 17秒間考え続ける
【17秒メソッドのやり方①】 幸せな思い出やいい気分を呼び起こす
まず、「なりたい自分」について考える前に、確実に良い気持ちになるような「犬・猫」「森林浴」「赤ちゃん」などをイメージしてください。
楽しかった夏の思い出や達成してうれしかった事など、過去の出来事でも良いです。
楽しくて、温かくて、ポジティブな気持ちになったら始めましょう。
【17秒メソッドのやり方②】タイマーをセットする
タイマーを「17秒」にセットします。
もし、もう何度もメソッドをやっている場合は、最初から「68秒」でも良いでしょう。
「17秒」にセットした場合は、最初にタイマーがオフになったところで、次に「51秒」セットします。
【17秒メソッドのやり方③】17秒間考え続ける
ポジティブな気持ちのまま、17秒メソッドを開始します。
1つの事を、他の思考に邪魔されることなく思いを巡らせます。
願いが叶った場面をリアルに映像として想像し、夢が叶った時の喜びや幸せの感情をリアルに感じます。
思いっきり楽しんで「妄想」してください。
自分の思考に制限を考えないで、自由に好きなことを思い浮かべて、楽しい気分になってください。
17秒メソッドのポイント
望みに集中する上での一番のポイントは「それが実現したら自分はどんな気分だろうか」という事をリアルにイメージすることです。
イメージを視覚化するために、ビジョンボードを作ったり、自分のイメージに合う画像を探してみるのも良いでしょう。
回数は決まっていません。楽しければ何回でもいいんですけど、飽きちゃったり、面倒くさくなってきたらすぐにやめちゃってください。
17秒メソッドをやっている時に、違う事を考え始めてしまった場合、気づいたらやり直してください。
回数を重ねれば重ねるほど、他の思考に邪魔される可能性が下がります。
瞑想と同じように17秒メソッドをやるための環境を整えたり、ルーティンを決めるとやりやすいかもしれません。
- 夢が叶った場面や感情をリアルにイメージする
- 1日何回やっても良い
- 集中できない時に無理しない
- 練習すれば集中が続くようになる
17秒メソッドでハッピーな毎日を手に入れる
普段意識していないと、ネガティブな考えに至ることが多いのが人間です。
ネガティブが優勢な思考になって、それが実現しちゃうなんて嫌ですよね。
ネガティブになるのはどうしようもないので、自分でシフトチェンジしましょう。
そして、それはたったの1分強でできます。
自分の思考にもっと注意を向け、ネガティブになってしまったら、それに気が付きましょう。
気付いたら17秒間だけでも(出来れば68秒)、楽しくて幸せな事を考えてみましょう。