「サラとソロモン」からの学び第3弾です。
私としては、この「味わい愛でる」という学びが一番大きく、日々生かされていると感じています。
本の中で「味わい愛でる」の意味が説明してあります。
物事や人々について考えながら、最高の気分にさせてくれるような考えを見つける事。
今まで私は「感謝」の心を持とうと「感謝すること」を探していました。
でも、日々の何もないようなことに「無理に感謝をしている気分」になりました。
「ありがとう」と思うことが難しくても、「考えてみるとありがたい」「うれしい」「すごい!」って思う事が「味わい愛でる」という事なのです。
日々の生活の中では、「感謝をする」よりも「味わい愛でる」方がもっと簡単に手軽にできると思います。
この記事では「サラとソロモン」から学んだ
- 「味わい愛でる」の意味
- 「味わい愛でる」と人生が変わる理由
- 「味わい愛でる」のやり方
について紹介します。
「味わい愛でる」の意味
すでに「味わい愛でる」の意味を紹介しましたが、ここではもう少し詳しくお話します。
文字通りの「味わい愛でる」の意味は、
- 味わい:物事の好ましいおもむき
- 愛でる:美しさを味わい感動する。
慈しみ、愛する。
という事です。
「サラとソロモン」からの学び第1弾でも説明しましたが、わたし達にはどの瞬間でも「望むこと」と「望まないこと」のどちらに注意を向けるかを選ぶことができます。
望まない事が起きて「いやだ」と思った時、わたし達は心の扉を閉じて、幸せな気持ちを押しのけます。
自分の周りの人や物を「味わい愛でる」とうことは、普段何気なく存在している世界が自分に与えてくれる幸せな気持ちに気が付き、それを慈しむという事です。
わたし達は普段、自分が何を感じているかをあまり意識していません。
「味わい愛でる」気持ちを大切にすることで、自分の周りの人や状況に対して、どんな気持ちを感じているのかに注意を向けることになります。
何故「味わい愛でる」のが良いのかを次に説明します。
味わい愛でると人生が変わる理由
「類は友を呼ぶ」という言葉があります。
お互いに似たもの同士は一緒に集まってくる、という意味です。
すべての人とすべての物事について、この法則が成り立つのです。
自分が注意を向けたものに調和する人や経験が自分の「世界」になるのです。
嫌な事があって、それを「嫌だから考えないようにしよう」としている時も「嫌な事」と調和する事を引き寄せてしまうのです。
人々や物事の良い面に気付き、味わい愛でる気持ちを感じている時は、「なんかいいなぁ」とか「幸せだなぁ」という気持ちと調和する人や経験を引き寄せます。
そもそもコントロールすらできない他人や周りの状況に、「自分の幸せ」を左右されないようにする事で、本当に自由になれるのです。
「味わい愛でる」のやり方
自分の周りで起きている事に「気付く」のが「味わい愛でる」のはじめの一歩になります。
本の中で出てくる例としては
- かわいい犬
- 除雪車が通った後の道路
- 電柱で作業をしている人
- バスの運転手
などなど
「これってすごく良い事なんだ!」とか「私の人生を豊かにしてくれてる!」という事に気付くのです。
「ありがたい」と思う気持ちと共に、心がぽかっと温かくなるのを感じると思います。
この時の「存在してくれている事」や「人がやってくれたこと」にうれしい気持ちを感じるのが大切です。
それでも、誰かに嫌な事を言われて、嫌な気持ちになることもありますよね?
そんな時は、何に嫌な気持ちになったのか原因を突き止めて、反対に「これが良い!」と考えればいいのです。
物語の中では、サラが蛇に驚いて嫌な気持ちになるんですが、蛇はそこにいるだけでサラを嫌な気持ちにさせるつもりもないし、普段はむしろ避けて過ごしている事に気が付くのです。
嫌な気持ちになった感情は消す必要はないけれど、その気持ちに囚われる必要もないのです。
わたし達の周りには、「味わい愛でる」気持ちにさせてくれるものが溢れています。
青い空、白い雲、鳥の声、虫の声、肌に触れる空気、自分に向けられた笑顔、親切な人…
「幸せ」はそこら中に転がっています。
そちらに目(意識)を向ける事で嫌な気持ちに囚われることがなるなるのです。
【まとめ】「味わい愛でる」を実践しよう!
自分の「幸せ」を感じる気持ちが、更なる「幸せ」を引き寄せる力になります。
ある日、私は「味わい愛でる」を実践しようと心に決めました。
その日、こんなことが起こったのです。
この後も、この日1日でたくさんのいただきものをしました。
自分の感じている気持ちに注意を向け、何と調和をしているのか自覚しましょう。
味わい愛でる気持ちを感じる時は、心の扉を開き、幸せの流れにつながっています。
わたし達は「すべてがうまくいっていて幸せ」なのです。
↓好きなものを書き出したら「味わい愛でる」対象が増えました。