「いい出会いがない」とか口にすると、「心の扉を開かないから」なんて言われたことはありませんか?
「心の扉を開く」って、今まで「自分の弱みもすべて、心の内を人にさらけ出す」事だと思っていました。
言葉の意味的にはそういう事なんでしょうが、最近手にした本には全く別の「心の扉を開く」が書いてありました。
自分で「幸せ」を手に入れるための心の開き方について、紹介します。
\読んだ本はこちら/
この記事は、「サラとソロモン」からの学び・第2弾です。
第1弾はこちらです。
「心の扉を開く」とはどういう意味?
まず、家の水道の水をイメージしてください。
水道管から水はいつも流れていますが、バルブを開けないと家の中に水は流れてきません。
水はいつもそこにあるのに、バルブを開けた時だけ流れ込んでくるのです。
心の扉は水道のバルブと同じ役割だと思ってください。
では、心には何が流れ込もうとしているのでしょうか?
「サロとソロモン」によると、心には「混じり気のない至福のエネルギー」が流れようとしています。
わたし達は「心の扉」を開けることで、そこに常にある幸せのエネルギーを自分に流れこませることができるのです。
そう!わたし達は、自分の中に流れこんでくる「幸せ」に向かって、常に「心の扉」を開けておいた方が良いのです。
心の扉を開くとどうなる?
心の扉を開くと、こんな事が起きると書いてあります。
- 意地悪な事にあまり気が付かなくなる
- 人から良い応対をされる
心の扉が開いている人の周りでは、幸せになりたい他の人にも影響を受けます。
「苦しみの鎖」につながれていると、どうやって「幸せの流れ」を取り込むのかを忘れてしまう事があるんです。
心の扉が開いている人と触れ合う事で、心の扉の開き方を思い出すのです。
その結果、心の扉が開いている人の周りでは、意地悪な事が減り、幸せないい人が集まってくるのです。
「今日」たくさんのエネルギーを取り込むと、「明日」や「明後日」にも影響を与え、どんどん良くなります。
「心の扉を開ける」意味が分かったら練習しよう!
では、心の扉を開く方法について説明します。
- 「心の扉を開く」と決める
- 自分の心の在り方を観察する
- いやなものを手放す
- 何か行動をすると決める
1つずつ詳しく見てみましょう。
「心の扉を開く」と決める
まずは「何が何でも幸せの流れに向かって心の扉をあけたままにする」と決めます。
目の前にいる人や状況は、わたし達の幸せを決めるものではありません。
今、悪い状況にいるように思えても、「心の扉を開ける」と決めることで、幸せのエネルギーが取り込まれるようになるのです。
自分の心の在り方を観察する
いやな気持ちがする時、わたし達の心の扉は閉じています。
どんな時でも、物事には「良い」側面と「悪い」側面があります。
良い面に焦点を当てている時は、いい気持ちがします。
苦手な人のあら捜しをしたり、非難・批判をしている時は、いやな気持ちがあします。
周りで起きている事を観察するときも、自分が何を感じているかに意識を向けてみましょう。
いやな気持ちを感じていると気が付いたら、意識的に良い面をみるようにしてみましょう。
いやなものを手放す
わたし達は自然といつも「やってはいけないこと」「やりたくないこと」を考え、口にしてしまいます。
[いやなものを意識した言葉]
- 汚い部屋はダメ
- それは難しい
- チョコレートばかり食べちゃだめ
- 自分の時間がない
- どうして私だけずっと働き続けないといけないの?
これらの言葉を「自分が望むこと」に注意を向け直してみましょう。
「いやだ!」と思うと「良い流れ」を押しのけてしまいます。
[望むものを意識した言葉]
- 綺麗な部屋で落ち着いて過ごせるようにしたい
- ちゃんと自分で出来るようにする
- バランスの取れた健康的な食生活にしよう
- 時間を効率的に使って自分のための時間を作ろう
- 家族みんなが協力して家の仕事をしよう
もっと望んでいる状態、いい気分になる状態について考える・言葉にする練習が必要です。
何か行動をすると決める
心の扉を開けるのが難しい時は、「何か行動する」と決めましょう。
そして記録的な速さで行動して、余分に何かしようと手を動かしましょう。
意識的に忙しく手を動かすことで「嫌な気持ち」を感じることが減ります。
考えている事を変えるだけで気分も変わるのです。
自分がどう感じるかを周りの状況や人に左右されず、自分で選ぶことができるのです。
【まとめ】心の扉を開く本当の意味
どんなに心の扉を開く努力をしても、いやな気持ちにさせる出来事は起こります。
なぜなら、すべての人が心の扉を開いているわけではないし、すべての人がわたしをいい気分にするための行動をするわけではないからです。
人はみんな、色んな経験をして、自分の信じることをあり、別々の行動をとります。
わたし達に大切なのは、何があっても私たちは自分自身で自分の心の扉を開くことができると知る事です。
自分の幸せを左右するのは自分だけなのです。
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