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苦しい!辛い!もう逃げたい状況を終わらせる方法

苦しい・辛い・逃げ出したい!を終わらせる方法
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例えば、意地悪をされて嫌な気持ちになったとき、腹が立って仕返しを考えたり、もう逃げだしたいと思ったりすることってありますよね?

でも、その考え方では事態はよくなることはありません。

例え逃げだしたとしても、新しい環境でまた問題が発生するからです。

なぜなら、その状態の時、わたし達は「苦しみの鎖」にどっぷり繋がれているからです。

苦しみの鎖」とは物事に対して、嫌な気持ちをを持ち続けることで、自分が傷つき、その気持ちを元に行動することで他の人が傷つくきっかけを作ってしまい、その人が他の誰かに…と「苦しみ」が連鎖すること。

嫌な気持ちを元に行動をしても、その状況を変えたり、嫌な気持ちがなくなる事は出来ません。

嫌な気持ちを持ち続ける事で、思い出すたびに嫌な事をもう一度経験して、苦しくて辛くなります。

今日は「サラとソロモン」から「苦しみの鎖」の終わらせ方について説明します。

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辛くて苦しくて逃げだしたい状況の終わらせ方

「サラとソロモン」には苦しみの鎖の終わらせ方として4ステップで説明されています。

苦しみの鎖の終わらせ方

  1. 自分が「欲しくない」ものは何かを意識的に認める
  2. 自分が「欲しいもの」を突き止める
  3. 欲しいものが手に入ったら「どんな感じ」がするか感じる
  4. 欲しいものが手に入る

1つずつ説明しますね。

【ステップ1】自分が「欲しくない」ものは何かを意識的に認める

苦しい時、辛い時、逃げ出したい時、あなたは自分の人生に「欲しくないもの」がはっきりわかると思います。

  • こんな思いはしたくない
  • こんな仕事はもうしたくない
  • あの人とは一緒にいたくない

わたし達は「欲しくないもの」はすぐに分かります。

何故なら、「欲しくないもの」について考える時、必ずいやな気持ちになるからです。

  • 怒り
  • 羞恥心
  • 罪の意識
  • 恐怖
  • 落胆

考えるとこんな気持ちになるものは「欲しくないもの」です。

まず、何が自分の人生で「欲しくないもの」なのか、あなたに苦しい、辛い思いをさせているものなのか考えてみましょう。

【ステップ2】自分が欲しいものを突き止める

実は、「欲しくないもの」が分かると、「欲しいもの」を突き止めることは難しくありません。

病気の時は「健康」を、貧乏な時は「お金」を欲しいと思うでしょう。

「これが嫌だ」と思ったら、どういう状況・どういう物があればいいのかを考えてみましょう。

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【ステップ3】欲しいものが手に入ったら「どんな感じ」がするか感じる

欲しいものが手に入ったらどんな感じがするか、実感出来るようにならなければいけません。

欲しいものについて、調べたり、人に説明したり、もし以前持っていたならその当時を思い出したり…。

心の中で色々思い描くのに時間を使いましょう。

欲しいものが手に入らなくて「苦しい」「辛い」という状況から、「幸せ」で「いい気持ち」がするまでゆっくり考えましょう。

自分の心を「苦しい」「辛い」から「幸せ」「いい気持ち」に変えない事には、「苦しみの鎖」につながったままなのです。

自分の欲しいものがどんな感じがするのかという実感を見つけましょう。

【ステップ4】欲しいものが手に入る

4つのステップの中で最高のステップ「欲しいものが手に入る」です。

本の中でこのステップについては詳しく説明されていません。

そのまんまですもんね。

大切なのは「味わい愛でること」だと書いてあります。

「味わい愛でる」については次回の記事で説明します。

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【まとめ】苦しい・辛い・逃げ出したいような状況には浸からない!

苦しくて辛い状況から逃げたいと、その方法を模索している時、あなたはずっと「苦しみの鎖」につながったままになっています。

色々な状況を観察したり、分析したり、比較したり、解決策を練ったり…

苦しくて辛い状況から逃げたいと思いつつ、どっぷりその状況に浸かっているのです。

覚えておいて欲しいのは「コントロールできるのは自分だけ」ということです。

コントロールできるのは自分だけ

人の考える事や行動、環境やお天気などをわたし達の周りにはわたし達がコントロール出来ない事にあふれています。

苦しい時、辛い時、その逃げ出したいような状況があなたをコントロールしているように感じるかもしれません。

そして、その原因となっている状況そのものが改善されないと幸せになれないと思ってしまします。

でも、どんな状況でも、自分が何を見て、何を感じるかは自分で決められるのです。

今の苦しくて辛い状況が改善されたとしても、世の中には「望むこと」と「望まない事」が両方あります。

2つの選択肢のうち、どちらに注意を向けるかはわたし達自身にかかっているのです。

自分が「喜びを感じられること」に注意を向けることが大切なのです。

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