自分が何をしたいか夢を語れる人は良いですけれど、
という時はありますよね。
先日Schooで「世界一ゆる~い幸せの帝王学」を教える本田晃一先生のクラスを受けました。
その時に本田先生が
と言っていました。
「やりたくない」を見える化することで、心の大掃除をして「やりたいこと」が見つかったりするそうです。
心が動かないときは、「やりたくないことリスト」を作ると、自分のやりたかったことに気付き、心が軽くなるんです。
この記事では
- 心が動かない時に書く「やりたくないことリスト」の効果
- 「やりたくないことリスト」の書き方
- 心が動かない時に本当に大切なこと
について説明します。
心が動かない時に作る「やりたくないことリスト」の効果
なんとなく「やりたいことリスト」を作るとポジティブで、「やりたくないことリスト」はネガティブが感じがしませんか?
「やりたいことリスト」を作るより「やらないことリスト」を作る方が効果が大きいという人もいるくらいです。
心が動かないと感じる時は「やりたくないことリスト」を作ることで、心に変化を起こせるんです。
では、「やりたくないことリスト」を作ると、どんな効果があるか見ていきましょう。
【「やりたくないことリスト」の効果】
- 「やりたくないこと」が見える化する
- 「やりたくないこと」の解決策が見えてくる
- 「やりたいこと」が見えてくる
やりたくない事が見える化する
わたし達の頭の中には、実は常にたくさんのモヤモヤがたくさんあります。
それには「やりたくないこと」も含まれていて、ストレスになっている事も多いのです。
自分では自分自身をよく分かっているつもりですが、実は分かっていない事が多いのです。
わたし達は知らないうちに「やりたくない事」でも「やらなくてはいけない」と自分の「本当にやりたい事」に蓋をして生きています。
まずは、自分が嫌だと思っている事を全部書き出してみましょう。
やりたいことリストを100個書き出すのが良いんだから、やりたくないことリストだって100個書き出してみましょう。
例えば、わたしだったら、ちょっ考えただけでこんな感じです。
【スロブのやりたくない事リスト】
- 皿洗いは嫌だ
- 毎日ご飯を作りたくない
- 夫に振り回されたくない
- 子ども達が汚したのに、私が片付けるの嫌
- 自分時間のために睡眠時間を削るのが嫌
- ケチな自分が嫌
まだまだありますが、書き出してみて「そうだよね~、これ嫌だよね~」と自分で考えます。
「やりたくないことリスト」を見ていると、「でも生きていたらしょうがないじゃん」とか横やりを入れてくる自分に気付きませんか?
でも、そこは「嫌だ」と思っている自分をまず認めます。
自分が自分の大親友になるイメージです。
そうすると、そこで「嫌でモヤモヤ」していたのがストップします。
「やりたくないこと」の解決策が見えてくる
もし大親友から「これが嫌なんだよね~」と相談されたら、一緒に解決策を考えますよね?
それを自分自身にもしてあげましょう。
やりたくないことを書き出したら、「これをやらないためにはどうしたら良いんだろう」と考えてみます。
例えば、私の大っ嫌いな皿洗いを考えてみます。
【「皿洗いをやりたくない」の解決策】
- 溜め込まずにちょこちょこ洗う
- 気分がアガるキッチンツールを使う
- ちゃんと皿洗いをしたらご褒美をあげる
- 食器洗浄機を買う
- 当番制で皿洗いをする
- 紙皿を使って、使い終わったら捨てる
少し考えただけでこれだけの解決策が思いつきました。
自分にできることから始めて、徐々に「嫌だ。やりたくない」と思わないレベルにしていくことができます。
解決策を考えずにただ「嫌だ」と思っていても何もかわりません。
何か、小さな1歩を見つけて、踏み出してみましょう。
「やりたいこと」が見えてくる
「やりたくないことリスト」から「やりたいこと」が見えてくる時があります。
例えば私の「ケチな自分が嫌」というのは、本当はどういう事なのでしょうか?
ケチな自分が嫌
→ 値段を気にせず好きな物を選べる経済力が欲しい
→ 世の中の困っている人・団体に寄付したい
→ 子供達におしゃれな洋服を着せてあげたい
→ 本物を長く愛用する人になりたい
→ プレゼントをするのが好きな人になりたい
とこれだけ「やりたいこと」が広がりました。
「なんでそんなに嫌なんだろう?」と考えると、「本当はこういう風になりたいんだ!」というのが見えてきます。
後は、そっちへ行けるようにワクワクしながらイメージを固めていくことができます。
心が動かない時に作る「やりたくないことリスト」の作り方
では、やりたくない事リストの作り方を説明します。
【やりたくないことリストの書き方】
- やりたくないことを書き出す(できれば100個)
- 時々見直してアップデートする
以上です。
とにかくやりたくない事を書き出していけばいいのですが、出しやすくするための質問を用意しました。
【やりたくないことリストを作るための質問集】
- やめたい習慣や悪習はありますか?
- お金や時間を気にしなくて良いならやりたくない事は?
- 住んでいる環境で嫌なところはある?
- 周りの人で関わりたくない人はいる?
- 仕事や日々の生活で嫌なところはある?
- 自分の体形や健康で気になるところはある?
- 仕事や日々の生活で無駄だなと感じていることはある?
- 付き合いでやっているだけの事はある?
- 義務感だけでやっている事はある?
- 自分の生活や自分自身の中に足りない物はある?
作った「やりたくない事リスト」は少なくとも年に1回は見直すようにしましょう。
その時は解決法が見つからなくても、時間をおいてみたら見つかることもあります。
心が動かない時は自分の応援団を作る
やりたくない事リストを作る過程で、自分の中のもう1人の自分と会話しましょう。
もう1人の自分は自分の「大親友」です。
大親友にはたくさん「同調」してもらい、「大丈夫!大丈夫!」って笑い飛ばしてもらいましょう。
そして、もしあなたの周りに本当に「大丈夫!」って笑ってくれる人がいたら、その人に実際に言ってもらいましょう。
心が動かない時の多分一番大切な事
というあなたは、多分本当に心が疲れています。
心が疲れているときに大切な物は何か、分かりますか?
睡眠不足が続くと、洞察力も判断力も落ちてきます。
まずは規則正しく1日7時間の睡眠を取ってみましょう。
何かをする活力が生まれてくるのを待ちましょう。
心が動かない時、どうしても何もできない時は「しっかり寝れた」だけでも自分を褒めてあげましょう。