Schooで鈴木進介先生の「頭の中がスッキリする思考整理の基本」を受講したので、学んだことをまとめます。
今回は「頭のゴミを捨てる方法」についてです。
この記事では「頭のゴミを捨てる方法」として、
- 頭の中からゴミを出す
- 頭のゴミを分別する
- 頭のゴミを捨てる
の3ステップについて説明します。
頭のゴミを捨てる方法
「頭のゴミを捨てる方法」と言いますが、まず「頭のゴミ」とは何だと思いますか?
頭のゴミ=悩み・迷い・不安・面倒などネガティブな感情
確かに悩んてぐーるぐーる堂々巡りな事ってありますよね。
そんな状況を打破して、1歩踏み出すために有効なのが「頭のゴミを捨てる方法」です。
全部で3ステップあるので、それぞれ説明します。
【頭のゴミを捨てる方法】
- 頭のゴミを出す
- 頭のゴミを分ける
- 頭のゴミを捨てる
【頭のゴミを捨てる方法①】頭のゴミを出す
人間の思考はほとんどがネガティブだと言われています。
「頭のゴミ」と言われるものがあると、私達はそれがとてつもなく大きな物のように感じて、悲観的になります。
頭のゴミをとりあえず出すメリットとしては、こんなことがあります。
【頭のゴミを出すメリット】
- 頭のゴミの全体像が見える
- 頭のゴミを客観的に見る事ができる
- 頭のゴミが見える化する
頭のゴミを実際に手を動かして紙に書き出し(ノートではなくメモパッドを推奨)、可能なら読み上げます。
すると、頭のゴミがもう自分の頭の中のものではなく、外に出ます。
ゴミが頭の中にあったときにも思いつかなかった解決策がいとも簡単に思いつくことがあるのです。
「頭のゴミを書き出すのが面倒くさい」と思っているうちは、まだゴミの全体像が見えていません。
書き出してみたら、意外と小さな事だったり、少なかったりする事が多いのです。
紙に書き出すのが面倒臭かったら、「友達に話す」とか自分にとってハードルの低い方法でやってみると良いそうです。
【頭のゴミを捨てる方法②】頭のゴミを分ける
頭のゴミの分別の基準は2つあります。
【頭のゴミを分ける基準】
- 必要か/必要じゃないか
- コントロールできるか/できないか
ゴミの分別作業は感情に囚われることなく、理性を持って冷静に行いましょう。
頭のゴミを分ける:必要か/必要じゃないか
なんとなくたくさん頭の中に詰まっていると、安心しますよね。
でも、それではうまく必要な情報にたどりつかなかったり、情報を知っていたことすら忘れてしまう事があります。
「いつか~したい」とか、書き出してみたけれどピンと来ないような情報は「今すぐに必要ではないゴミ」と思って良いと思います。
今一番必要だと思う1つの事に集中できるようにします。
頭のゴミを分ける:コントロールできるか/できないか
「必要」だと判断した情報の中で、自分ではコントロールできない物はありますか?
わたし達は自分のコントロールできない物にすら頭を悩ませます。
代表的なものは「天気」です。
「旦那さんが家事を手伝ってくれない」とか「子供が宿題をしない」とか…。
私達がコントロールできるのは「自分自身」だけです。
コントロールできない物で頭がもやもやするなら、それはゴミと思ってよいでしょう。
コントロールできるけれど、手間がかかるようなものはこんなことを考えましょう。
【コントロールできるけれど手間がかかるもの】
- 細分化できるか
- ハードルを下げられるか
- 今すぐ行動できるか
- 他の人に任せることができるか
すぐに行動に落とし込めるレベルまで小さなタスクになるか、他の人に任せられないのならば、今は「ゴミ」と判断しても良いです。
【頭のゴミを捨てる方法③】頭のゴミを捨てる
ではいよいよゴミを捨てていきます。
先ほど書き出した紙から不必要な「ゴミ」を物理的に捨てましょう。
破っても、丸めてもいいからゴミ箱に捨てます。
頭のゴミを捨てる方法まとめ
人間は頭の中でぐるぐると繰り返すと聞いたことがあります。
人から言われた嫌な事も、言われたのは1回なのに、それを繰り返し頭で考えているのは私達自身なのです。
頭の中の物を1度紙に書き出す(できれば声に出して読む)ことで、客観的に見え、他の人の悩みを聞いてアドバイスをするように問題解決のヒントが見つかるのです。
【頭のゴミを捨てる方法】
- 頭のゴミを出す
- 頭のゴミを分ける
- 頭のゴミを捨てる
「行動を起こす」ために頭の中のゴミを捨てる。
もうちょっと先生の本を読んで知識を深めたいです。
私の場合、「頭の中のゴミ捨て」は満月の日にやるのがちょうどいいと思いました!