毎日家事はやっているのに、部屋が片付かないとイライラしていませんか?
「家事にかかる時間が多いのに、どうして部屋がスッキリしないんだろう」と考えていて、分かったことがあります。
「家事・中途半端」で検索すると、夫の家事が中途半端でイライラしている奥様達の悲痛な叫びがたくさん見つかりました。
しかし、わが家の場合、家事が中途半端なのは
夫だけでなく、家事をメインでしている私も中途半端なんです。
そりゃ、片付くわけナイヨ!って感じです。
「毎日家事をやってもやっても全然片付かないよ」とイライラしていますか?
私と同じように中途半端で終わらせている可能性がありませんか?
この記事では、
- 家事が中途半端になる理由
- 家事が中途半端にならないように気を付けるポイント
についてまとめました。
部屋が片付かなくてイライラする!家事が中途半端になる理由
「キッチンの片付け」というと何を思い浮かべますか?
今の私が思い浮かべる「キッチンの片付け」はこんな感じです。
- 食洗機のお皿を食器棚に戻す
- 食器を洗う(食洗機に入れる)
- 鍋・フライパンを洗って、収納場所へ戻す
- 調味料など出したものをしまう
- 壁やカウンタートップを拭く
- テーブルを拭く
- 生ごみを処理する
- シンク・水栓を拭く
私のキッチンの片付け方も記事にしたのでご参照ください。
今はこうですが、去年の私に「キッチンの片付け」の工程を聞いたら、
とドヤ顔で言ったことでしょう。
それは「キッチンの片付け」ではなくて、単なる「食器洗い」です。
「食器洗い」とかえらそうな名前がついているから、それだけで完結した気分になっちゃうんですよね!
キッチンの掃除には、食器洗いの他にたくさんの「名もなき家事」が含まれているのです。
この「名もなき家事」達が終わらない限りは、「いつまで経っても片付かない…」と感じてしまうのです!
では、家事が中途半端にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
部屋が片付かなくてイライラしないために、中途半端な家事をしない方法
ここまで記事を読んでくれているあなたは、もしかすると私と同じ種類の人かもしれません。
だとしたら、私達は
- ズボラ
- 面倒くさがり屋
- 将来の見通しが甘い
タイプだと思います。
やらなきゃいけない事を先延ばしにしたり、やっとけば良い事ができなかったりするんですよね。
しっかりさんのように、先に準備して、きっちりかっちり終わらせたいとは思っています。
\自分の本質を知る本/
でも、この記事を読んでいるという事は、現状に少し危機感があって、もっと成長したいと思っているのだと思います。
こういうタイプの私達が、家事を中途半端で終わらせないために気をつけなくてはいけないポイントはこの3つです。
【部屋が片付かなくてイライラしないために】
- やっている家事に集中する
- 家事の終わりを意識する
- 小さな目標を積み重ねる
すべての家事を中途半端に終わらせることなく、ちゃんとやっているかと言ったら、理想とは程遠い現実があります。
でもこれらを意識することで大分変ってきたので、1つずつ説明しますね!
【イライラ解消法①】やっている家事に集中する
家事を中途半端に終わらせないためには、まずは家事に集中する!
これはすごく大切です。
子供に呼ばれても飛んでいかない
子供がいると、スポンジを泡立てたところで呼ばれたりして、なかなか集中出来ないこともありますよね。
でも、ママが家事(=お仕事)をしているときは、いつでも飛んでいけるわけではないと分かってもらわなくてはいけません。
いつも100%子供に向き合わなくても良いんです。
など、言ってもいいんです。
今の私はケンカをしたって飛んで行ったりしません(ウチはもう小学生ですしね。)
子供達も学んで、家事が終わるのを待つか、隣まで来て話してくれるようになりました。
ちょっと難しい話で、よく分からない時は、
とお願いしています。
洗濯物畳みとか、子供達も一緒に出来ることについては、手伝ってもらいながら話を聞いたりしています。
ながら家事をしない
恥ずかしながら、昔の私は
でも、これは声を大にして言いたいのですが、「ながら家事」は百害あって一利なし!です。
子育て、家事、仕事に追われて自分の時間が取れないと、ついつい自分1人になるとスマホをいじってしまいますよね。
でも、これ、絶対にダメです。
人は、自分の意思で動かなくてはいけない作業を2ついっぺんにこなすことはできません。
「マルチタスクで効率が良い」というのはほとんど存在しないんです。
考えてみてください。
子供が「歯を磨きながら本を読む」とか「テレビを見ながら宿題をする」をしていたら?
って注意しますよね。
だから、ちゃんと目の前の作業に集中して、「やるべきことを、しっかり終わらす」という気持ちがまず大切です。
【イライラ解消法②】家事の終わりを意識する
「キッチンの片付け」が単なる「食器洗い」だった例のように、1つ1つの家事について何をもって「終わり」とするかを考えてみましょう。
洗濯だったら、
- 洗濯物は畳まれて、それぞれの棚にしまわれている
- 洗濯ばさみやハンガーが床に落ちておらず、収納場所へ収納されている
「取り込んだらおしまい」「たたんだらおしまい」にしておくと、中途半端になってしまいます。
洗濯物が取り込まれる前の状態に戻らない限りは「終わり」ではないと意識しましょう。
掃除機掛けだったら、
- 動かしたソファーやテーブルが元に戻っている
- 掃除機が掃除機入れの棚に入っている
- テーブルやソファの上に何も置いていない
ウチの場合は、ここまで出来たら掃除機掛けを終わりと考えます。
掃除機をかける時に、床に落ちているものを拾って、とりあえずテーブルの上に置いてそのまんま…となってしまうんですよね。
部屋が片付いた状態を頭の中でイメージして「まだだな」と思うように癖付けしなくてはいけません。
そんなに偉くない(汗)。
ちょっと面倒くさくてしまわないだけなんでしょうが、掃除機掛けが終わった掃除機を片付けない理由はありませんもんね。
このように1つ1つの家事について、「終わりの状態」を考えてみましょう。
そして、「始めた家事は必ず終わらす」という気持ちでやってみましょう。
【イライラ解消法③】小さな目標を積み重ねる
もしあなたが私と同じタイプの人間だったら、将来を考えるのが少し苦手かもしれません。
例えば、子供の水筒に入れる麦茶がなくなったのに、その時は疲れていて作らず、翌日水筒に入れるお茶がない!という事になったりしませんか?(私だけ?)
「面倒くさい」と感じないレベルまで作業を小さくする
ずぼらで面倒くさがりの私達には、大きな目標を立ててもこなすことはできません。
それをやるのは大変じゃないと思うレベルまで作業を細分化することが大切です。
やり始めたら10秒くらいで終わるレベルの家事をたくさん持って、何かをしているついでにやると部屋が片付いてきます。
- 電気スタンドのホコリをワイパーで取る
- クッションをたたいて膨らます
- 使った洗剤をきちんと並べる
- 落ちているゴミを拾う
- 玄関の靴を整える
などは、「部屋が片付いた印象」になるのに、面倒くさいと思うのも申し訳ないくらいすぐに終わります。
そこをやるべき家事だと気が付いていなければ、残念ながら私達はずーっとやりません。
かかる時間を大体把握しておく
そして私達は、面倒くさいと思うと先延ばしします。
今、大変だと思っている家事だって、時間を図ってみれば先延ばしにするほど面倒くさい事ではない場合もあります。
例えば「洗濯物」。
洗濯物を見て「畳まなきゃなぁ~。面倒くさいなぁ~」と数時間思っていたとします。
でも、相当洗濯物が多くない限り、やり始めたら10分くらいで終わるんです。
だったら嫌だけれど10分で終わらせて、洗濯物の事はもう考えない方が「部屋が片付かなくてイライラする~」とならなくて良いです。
1つ1つの家事にかかる時間を大体把握しておくと、行動に移しやすくなります。
部屋が片付かなくてイライラするなら、家事の仕方を疑ってみて!
私達は忙しいなかで家事をぎゅぎゅっと詰め込んでいます。
毎日やらなくてはいけないし、やらなくてはいけない事が大量にあるし。
なんで私だけ?なんで私だけ?って思いますよね。
でも、考えてみましょう。
- 家事は実はそんなに大変じゃない(ただやる事が大量にあるだけ)
- 中途半端にせず、しっかり終わらせると家が片付く
- やれば「部屋が片付かないイライラ」からも解放される!
やらされている感を出していると、子供達も率先してお手伝いをしてくれなくなります。
絶対にやらなくてはいけない家事の優先順位をつけて、その家事だけは中途半端にならずに終わらせるようにしましょう!