「かたをつける」というとどういうイメージがあるでしょうか?
「片を付ける」とも「方を付ける」とも書くようですが、意味は
かたをつける
物事をきちんと処理する。けりをつける。決着をつける。
Weblio辞書
「長年の争いにかたをける」 「金でかたをつける」
と辞書に書いてある通り「かたをつける=終わらせる」イメージですよね。
先日「もっと丁寧に暮らしたい」と思って、いつもは脱ぎっぱなしでカゴに入れておくパジャマを畳んでいてふと気が付いたんです。
「片付ける」って「かたをつける」ってことじゃないか…?と。
パジャマを脱ぎっぱなしにすることもできる。
でも「睡眠」や「着替え」を「きっちり終わらせる」ためには、畳んでいつもの場所に置いておく。
中途半端に終わらせるのではなく、しっかり終わらせる事が「片付け」なんじゃないかと思ったんです。
この記事では
- かたをつける「片付け」
について説明します。
「片付ける」と「かたをつける」は同義語
私達が「片付け」をしている時、実際には何をしているのでしょうか?
【片付けですること】
- 必要な物と不必要な物を選別する
- 元の場所に戻す
ざっくり言うとこの2つです。
と悩んでいる人は意外と多いと思います。
そんなときはちょっと考えてみてください。
「私は、かたをつけてるかな?」
かたをつける…。つまり
- 1つの物・1つの動作をきちんと終わらせる
ということです。
過去に買った物・もらった物に対して
- もう使い終わったかな?
- 物を買った時・もらった時の感情はまだ残っているかな?
- この先持っていて大切に使うかな?
と自問自答して「かたをつける」。
自分の心の整理も大切です。
使ったものに対しても、もう使い終わったなら、きっちり「かたをつける」。
1つの物、1つの動作についてそれぞれ「終わらせる」「かたをつける」と言う気持ちを持つと自然と「片付け」が出来るようになると感じました。
「片付ける」と「かたをつける」。
「を」が付いただけなのに、言葉の重みがだいぶ違いますね。
\この記事にも「ちゃんと終わらせる」と書いてありました/
ちなみに…。
調べてみたら「こんまり」さんも「かたづけ士」の「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」にも「片付けとはかたをつけること」と書いてあるんです。
読んだ時には、心を通り過ぎていました。