私は今、ジュリアキャメロンさんの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本にある12週間の「創造性を高めるワーク」というのをやっています。
「モーニングページ」から入って、もっとちゃんとモーニングページの事を知りたい!と本に手を出したのがきっかけです。
でも、ずっとしっくり理解できなかったことがあります。
本の中で「人はみな創造的な生き物」と「創造性」について説明している部分がありますが、スピリチュアルすぎてまったく理解ができないんです…。
私が今一緒に「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のワークをやらせていただいている「いっしょにアーティストウェイ!」のグループの中で小梅あかりさんがこの質問に回答してくれました。
創造性とは何か
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」は基本アーティスト向けの本だと思っています。
本の中に出てくる例えが作家さんや女優さんなどアーティストばかりで、「自分はアーティストではない」と信じている人には少しとっつきにくいのです。
私には「アーティストじゃない田舎の主婦が創造性を高めたところであまり意味がないんじゃないか」と言う思いがずっとありました。
「創造性」を辞書で調べても、
なんて説明で、よく意味が分からないんです。
創造性を高めるとは~小梅あかりさんの回答
では、「創造性を高めるとはどういう意味ですか?」という質問に対しての、小梅あかりさんの回答を紹介します。
【創造性を高めるとは?】
創造性を高めるって割と謎な言葉だと思います。
発想力、行動力を高める、と言い換えれば、分かりやすいかも。
細かい説明は、はぶいてものすごく単純に結論をいうと、私はこう思ってます。
「自分の人生を、自分の意志で、幸せに生きること」
自分の人生
暮らしやすい環境
楽しい時間
を、クリエイトする。
(創造性を高める)
それには、どうしたらいいかを考える。
実際に行う。
(発想力・実行力)
そういったことが、とてもとても、クリエイティブだと私は思うのです。(アーティストに限らず!)
好きなことや、家事は、その方法のひとつだと思ってます。
私が理解した創造性の意味
もう小梅あかりさんの説明以上に何も必要はないと思いますが、ここ1年くらい「創造性」について調べてきたことを書きます。
わたし達の脳がAIのようなコンピューターより優れている点として挙げられるのが「創造性の有無」だと言われています。
IT技術が実際に使用されるようになった今、世界経済フォーラムの「必要なビジネススキルランキング」を見ると、
【必要なビジネススキルランキング】
2015年 | 2020年 | |
---|---|---|
創造力 | 10位 | 3位 |
と大きく「創造力」が重視されるようになってきた事がわかります。
今までになかった物やサービスや問題の解決法を新たに生み出す人を求めているのです。
でも「創造性」が必要なのはビジネスパーソンだけではありません。
私のような田舎の主婦だって、家計簿の管理は自動入力になり、お掃除ロボット、スマートスピーカーなど、どんどん単純な作業はコンピューターでできるようになってきています。
簡単に自分用にカスタマイズされた音楽を聴いたり、興味がありそうな番組を録画してくれたりします。
わたし達が「製品」や「サービス」に合わす時代が終わったのです。
「自分がより自分らしく」生きるために創造性を生かすようになったのです。
【創造性がある生き方】
- 自分自身がハッピーに生きる術を今までの経験や知識から創造する
- 自分が望む変化を作る行動を起こす
- 望む変化が起きるまで、改良し続ける
わたし達の未来はわたし達自身が作っている。
「環境」や「仕事」に生かされるのではなく、自分で自分の生き方を決めることができるんです。
「創造性を高める」とは、「自分を知り、自分を信じ、自分らしく幸せに生きようとする力を高める」ことだと理解しました。
創造性の意味を知ると、みんな高める必要があるのが分かる
創造性が「自分を知り、自分を信じ、自分らしく幸せに生きようとする力」だとすると、それは、全員が高めたほうがよい能力ですよね。
脳科学者の茂木健一郎さんも「脳と創造性」という本の中で
自分達には創造性どころか能力がないのだと思い込んでる人たちは、そのような思い込みを捨てることからしか自らの中に眠る創造性を解放スるプロセスは始まらない
脳と創造性 「この私」というクオリアへ
と言っています。
ジュリアキャメロンさんの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のワークというのは、まさしく思い込みを捨て、自分自身に自信を取り戻すためのワークだと思います。
自分らしさを諦めない!
Happyな生き方を諦めない!