TBSラジオの「生活は踊る」という番組の「相談は踊る」と言うコーナーが好きで、たまに思い出したように聴きまくっています。
2023年4月26日の40歳女性からの「先日、ケーキ屋さんでひどい接客を受け、モヤモヤがずーっとおさまらない」という相談について思う事があるので書いています。
相談内容は、シュークリーム大好きな相談者さんが、ケーキ屋さんにシュークリームを1つ買いに行ったところ、
と初老の店員さんに言われ、思わず「すみません」と謝ってしまいました。
この店員さんには他にもひどい接客を受け「いつもすぐに謝ってしまう癖を直した方がいいのか?」と思ってしまったのでした。
まず、パーソナリティのジェーン・スーさんは「すぐに謝ってしまう事」に関しては、直す必要はないとバシっとおっしゃっていました。
そしてその上で、この店員さんのように「女性」に対してマウントを取ってくる男性は一定数いて、多分相談者さんが男性ならそういう口の利き方はしなかっただろう、と言う事でした。
だから、まず不当な扱いを受けたときに「不服だと感じていることを表す」ことが大切だと言っていました。
「その態度はダメだぞ」と言う事をしっかり伝え、態度を改める人を増やすためには、きちんと「ダメなものはダメ」と表現するのは大切だと思います。
でも、私はそれが出来ない…。
この件に関して、私はまったく別のアプローチで挑んでいるなぁと思ったので、今回は私の対処法をシェアします。
笑顔は伝染する!笑顔でバリア大作戦!
これはあくまでも私の処世術で、単にヘラヘラしているだけにも思えて、今の社会を変えることのない弱い対処なのかもしれません、と言う事を先にお伝えしておきます。
私は、最初から自分のハードルをガンと下げて人と接するようにしています。
人と接する時は、お友達へ向けるような笑顔で「こんにちは~!おいしそうですね!」など可能ならば一言、二言添えるようにしています。
びっくりされることも多く、「なんだこいつ?!」と思われていると感じることもありますが、概ね笑顔で返してくれます。
「私はあなたの敵ではありません」と言うのをわかってもらうために、笑顔でバリアを張っています。
若い時は、嫌な感じにマウントを取られることがあったような気がしますが、笑顔を振りまくようになってからはめっきり減りました(年齢のせいかもしれません)。
私の友達には「不服だと感じてることを表す」のが上手で、すぐに強い態度に変えられる人がいますが、私はこれが苦手で縮こまっちゃうんです。
人間にはミラーニューロンと言うのがあって、相手の行動を見て自分も同じような行動をとってしまう神経細胞があるそうです。
だから、笑顔は人に伝染するし、笑顔が笑顔を呼ぶと言う事もあるのだと思います。
私には社会を変える力はないけれど、自分の周りを変える力はあるのかな?と思っています。
他人の悪態にすぐに怒れない方は、是非笑顔でバリア大作戦を試してみてください~。