ノート生活をはじめて1年、今年の総まとめとして今年の気付き10個を選びました。
1月から心づもりノートを書き始め、4月からはミーニングノートを書いています。
振り返りのしやすさとしてはミーニングノートがピカイチですね。
心積もりノートで望みを放つのが上手になって、ミーニングノートで意味づけ力を鍛えた感じです。
ちなみに、私の1年を一言で表すとなんか色々と「想像以上」でした。
仕事も、プライベートも、望みを放った事が想像を遥かに超えて返ってきた、そんな感じです。
ノートで見えた今年の気付き10選

では、気付きを発表します。
順位はつけられなかったので、順不同です。
【2021年の気付き10選】
- 正解の私にならなくても良い
- ステレオタイプの幸せは意味がない
- 「好調」でも「好き」でも波がある
- 治る傷は容認
- 幸せは向こうからやってくる
- わざわざ伝える大切さ
- 1発目でベストを出さなくても大丈夫
- 何でも意味づけ次第
- 私はベストな選択をして生きている
- 「ある」ものを見る
ではひとつずつ説明しますね。
【気付き①】正解の私にならなくても良い

「人が思う私」が「私」と違うと思う時、それは私が不正解なわけではなく、求めるものが違うだけと割り切る事が出来るようになりました。
「人が求める私」を私が満たす必要はなく、私は私の人生を自信を持って生きていい。
私を不正解に思う人がいても、それはその人の問題で、私には関係ないし、どうする事も出来ないから気にするだけ無駄。
私が私でいるのが私にとっての正解なんだと気付きました。
【気付き②】ステレオタイプの幸せは意味がない

自分の幸せが何かを理解していない時は、一般的な幸せを求めていたように思います。
仲睦まじい家族を見ては、心がチクンと傷んでいました。
でも、全然そんな必要はないなと気付きました。
自分にはコントロール出来ないことがあるし、みんなにとっての幸せを目指す事は難しい(門戸はいつも開いてるし、どんな変化にもオープンでいるけど)。
まず、私はとても恵まれている。
自分も、家族も、環境も、仕事も、友人も、どこを切り取ってもとても恵まれていて幸せ。
ステレオタイプの幸せから外れても、私は幸せと自信を持って言えるようになりました。
(とは言え、子供の幸せについては、まだ割り切れていません。でも、そこは私のコントロール外なので、勝手に思い悩むことは止めています。)
【気付き③】「好調」でも「好き」でも波がある

ずーっと同じように「好き」が続くわけでもないのに、あえてそこに波があると思っていなかったと思います。
ノートを書かない時期があったら「好き」と言えなかったり、自分の「好き」に対して完璧を求めていました。
でも、波があって当たり前で、自分の「好き」と言う気持ちをもっと簡単に発信して良いと気付きました。
【気付き④】治る傷は容認

どんなに人から褒められても、どうしても自分で自分を認められない事を「インポスター症候群」と言うそうです。
私にはポンコツな部分もあるけど、ポンコツじゃない部分もあると気づいた事でこの症状も軽減しました。
私が見ていない私の価値を言語化して繰り返し伝えてくれる人がいた事が大きいかもしれません。
(私にとっては大きな傷なポンコツ具合が、その人にとっては擦り傷程度に思えるみたいです。)
人って、自分が自然に出来ることに対して過小評価しがちですね。
全部自分で出来なくても大丈夫。
自分が原因で、自分が死んだり、人の命を奪うようなポンコツ具合でなければ、大きな傷だと思わなくても大丈夫と思うようになりました。
【気付き⑤】幸せは向こうからやってくる

土鍋、温泉、パソコン、電子ピアノ、無農薬野菜、お酒、おいしいお菓子などなど、振り返れば私の生活は人からの贈り物で裕福になってる事が多いです。
書いた事すら忘れていたけれど、今年の1月に書いた仕事の「こうなりたい」リストも、17項目のうち12項目は叶っていました(もしくは、叶いつつある)。
私はただただ望みをまっすぐ放てば良いと気付きました。
適切な時に適切な方法で現れるのを待つだけ。
【気付き⑥】わざわざ伝える大切さ

そんなこと言わなくても…って思うことも多いけれど、「ワクワクしている」とか自分にポジティブな感情が小さく沸いたのに気づいたとき、それをわざわざ伝えることでチームワークが良くなったり、流れが加速したことがありました。
以前から心が動いた時には人に伝えるようにはしていたけれど、今年は特にその効力を感じました。
あと、人が私にわざわざ伝えに来てくれることも多かったです。
人に伝えてもらってはじめて、自分のやった小さなことに意味があることに気づいたり、つながりを見つけたりすることがありました。
これからも「わざわざ伝える」を大切にしていきます。
【気付き⑦】1発目でベストを出さなくても大丈夫

今年は「走りながら考える」、そして「走りながら作る」を経験した1年でした。
仕事で始めた新しいプロジェクトでは、やってみては修正、やってみては修正して、何となく形が出来てきました。
最初から誰にでも誇れるようなシステムを作ろうと思っていたら、多分、まだスタートもしていなかったと思います。
最初に「これから作り上げるから、みんな協力してね。意見やアドバイスは聞くからね!」と公言したことで、立ち上げたのは私達だけれど、みんなのチームが出来てきました。
経験のないことは、少しやると経験値が貯まり、それを元に進化していくことができると学びました。
【気付き⑧】何でも意味づけ次第

過去の失敗で、心に傷になっていることも許せるようになりました。
それがあるから、今の自分があるし、それは失敗ではなくて学びなんだと。
どんなスパイシーチャンスも活かすと決めれば、それは学びや変化のチャンス。
スパイシーがあると、何もない時よりも、早く学ぶことができる気がします。
意味づけ次第で人生バラ色。
【気付き⑨】私はベストな選択をして生きている

「あの時ああすればよかった」とか「あの時に帰ってやり直したい」と思うことがありました。
でも、そっちの道に行ってたらもっと幸せだったとも限らないということに気づきました。
私が「今、生きている」ということは、それだけでとても幸せなことで、今までの人生に間違いなんてなかったんじゃないか、と思っています。
「生きているだけで丸儲け」って本当そう。
私は毎日そのときの気持ちに従ってベストな選択をして、ベストな私を生きている。
【気付き⑩】「ある」ものを見る

上の9個の気づきに共通していることですが、改めて「ある」ものを見る大切さに気付きました。
当たり前にあるものが「ある」事が尊いと思うようになりました。
そして、見えないもの、見てこなかったものにも目を向けるようになりました。
忙しいと見逃してしまいがちですが、ノートを書くことで立ち止まることができたと思います。
【まとめ】ノートで見えた今年の気付き

以上が、私の2021年の気づき10個です。
先日ミーニングノートのコミュニティで話した時に、今年は「小さく折りたたんでいた翼を広げることができた」と表現しました。
考えてみると、自分の翼の存在にほんのり気付いたのは2019年でした。
そこから2年かかって、やっと翼を広げることができました。
来年は羽ばたくために翼をバタバタしてみたり、あわよくばちょっとジャンプしてみたりしたいと思います。
空を羽ばたけるようになるのが楽しみです。