夢を叶える方法

セルフサボタージュの意味・症状・解決法。夢を妨害する習慣はもういらない!

セルフサボタージュの意味・症状・解決法
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わたし達は大なり小なり「夢」や「目標」を持っています。

みんな幸せになりたいし、出来ればお金も満足に欲しいし、幸せな人間関係に恵まれたいと思っています。

でも、どういう訳かいつも難しい事が起きたり、いつも自分には越えられない壁があって乗り越えることができない、と考えたことはありますか?

本当にそうなんでしょうか?

もしかしたら、望むものが手に入らない原因は、環境やタイミングや運ではなく、自分自身にあるのかもしれません。

夢や目標を追いかけようとした時や、もう少しで手に入りそうな時などに遠ざかる行動をしてしまう事を「セルフサボタージュ(自己破壊行動)」と言います。

自分のセルフサボタージュの症状や行動・思考パターンを知ると、夢や目標実現へ近づきます。

わたし達には、自分で思っているよりもずっと自分達の人生に影響を与える力がある!

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セルフサボタージュの意味

セルフサボタージュ(自己破壊行動)とは、自分で自分がやりたい事をできないようにしたり、可能性をつぶすような行動や思考パターンの事をいいます。

これは受け入れがたい状況や危険が迫ったときに、自分自身を守るための「防御」のメカニズムです。

わたし達は「知っている事」や「いつものパターン」を快適に感じます。

自分の中の「安全地帯」を越えようとしたときに、不安や恐怖や不快を感じて、元の安全地帯に戻ろうとする力が働きます。

もちろんその結果、「危険」や「恐怖」から守られることもあります。

でも、それが「夢」や「成功」にも働くとセルフサボタージュとなってしまうのです。

まったく意識する事もなくセルフサボタージュをすることもあります。

でも、気が付いているけれどもやめられないという事もあるんです。

もっと成功したり、もっと幸せになることも可能なのに、自分自身でそれをさせないのです。

何か良い事が起きた時に、喜びすぎると後でしっぺ返しが来るから、無駄に喜ばないようにしようと考える気持ちもセルフサボタージュなんだって

よくあるセルフサボタージュの症状

セルフサボタージュは実に色んな症状となって現れます。

  • 自分自身の健康を大切にしない
  • なんでも自分を後回しにする
  • 過度な飲酒や喫煙ややけ食い
  • ネットやSNSを眺め続ける
  • 奴隷のように働く

などなど「え?これも?」と思うようなものまであります。

ここでは代表的なセルフサボタージュの症状について説明します。

【セルフサボタージュの症状】

  1. 言い訳をする
  2. あきらめる
  3. 先延ばしする
  4. 自分を否定する

【セルフサボタージュの症状①】言い訳をする

悪い事は誰にでも起こります。

困難に直面するたびに、解決策を考える事なく他人のせいにしたり、文句を言ったりするのはセルフサボタージュの代表的な症状です。

また「やりたい事」や「やらなくてはいけない事」が分かっているのに、それをやらない言い訳を考えたりします。

そして次に続く「あきらめ」や「先延ばし」という行動につながっていくのです。

「完璧主義」もセルフサボタージュとなって現れることがあります。

「完璧なタイミング、完璧な条件がそろうまで待っている」なんて言って何もしないヤツ、いるよね…

【セルフサボタージュの症状②】あきらめる

「夢」や「目標」があるのに、自分はそれにふさわしくないと感じることがあります。

自分はそんなに能力がないから、欲しいものを手に入れることはできないと思っているかもしれません。

そして「夢」や「目標」に挑戦する気持ちをあきらめてしまう事があります。

できない理由は探せば探すだけ見つかるんだよね

【セルフサボタージュの症状③】先延ばしする

なぜ「やるべき事」が分かっていても先延ばしにしてしまうのでしょうか?

試験勉強をしなくちゃいけないのに、机の片付けを始めたりね!

やらなくてはいけない事をやらずにTVドラマを見たり、掃除をしても、「夢」や「目標」に近づくことはないのです。

やっている事自体は悪い事ではなくても、それが単に気をそらすためにやっている場合はセルフサボタージュなのです。

【セルフサボタージュの症状④】自分自身を否定する

例え「テストでいい点を取った」とか「仕事で昇進した」など、自分の努力が認められたときでさえ、自分の実力で勝ち取った事を信じない場合があります。

いつも自分の「ダメな部分」に目を向けて残念がったりしては、「挑戦しよう!」とかいう強い力が湧いてこなくても仕方がありません。

わたし達の思考は7割がネガティブな事だと言われています。

常にネガティブな思考を持つことは、自分自身の成功や成功から遠ざけてしまうのです。

詳しくはこちら↓

周りの人と比べて自分自身を卑下してしまう事もあります。

わたし達はなぜ自分がすでに持っているものではなく、人の持っているものを気にしてしまうのでしょうか?

人を気にすれば気にするほど、わたし達は自分自身を否定してしまうのです。

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セルフサボタージュの原因

セルフサボタージュの原因は大きく分けて2つあります。

【セルフサボタージュの原因】

  1. 子どもの頃に学んだ「思い込み」
  2. 失敗への恐れ
  3. 変化に対する不安や不快な気持ち

【セルフサボタージュの原因①】子供の頃に学んだ思い込み

子どもの頃に親や社会から学んだ「思い込み」が原因になっていることがあります。

【思い込みの例】

  • 大学に行かないとビジネスで成功しない
  • 絵を描いていても食べれるようにならない
  • お金がないと幸せになれない
  • ブスはステキな人には見向きもされない
  • 両親が離婚したから私も幸せな結婚生活は送れない

などなど

「思い込み」=「真実」ではないのに、わたし達は「思い込み」に執着してしまいます。

「思い込み」が強いとわたし達はその思い込みが証明できるような出来事を探して、わざわざ裏付けをする人生を歩むのです。

詳しくはこちら↓

【セルフサボタージュの原因②】失敗の恐れ

失敗することを恐れるあまり「今の自分」を変える事を拒むこともあります。

【失敗への恐れの例】

  • 良い親になれるはずないから、子供は持てない
  • ピアニストになれるはずないから音大進学をしない
  • どうせいい関係なんて長く続かない

「失敗を避けたい」という気持ちは、心の奥底で「やりたい」と思っているのに、それを避けるように無意識に導くことがあります。

やらなければ「失敗」もないのです。

やらなければ友達からの批判や、両親からの失望、人からわがままだと思われたりすることもないのです。

そして「やらない」から結局「できない」自分に「ほら、やっぱりできないでしょ」と思うのです。

「失敗を恐れて何もしない」のは「失敗を恐れずに何かする」よりずっと簡単なんだよねぇ

【セルフサボタージュの原因③】変化に対する不安や不快な気持ち

わたし達は「今の自分」「今の環境」でいる事に安心を覚えます。

例え訪れる変化が「自分が本当に望んでいる事」であっても、不確実なことに関して不安や不快を感じます。

「今の自分」と「望む自分」の距離が遠ければ遠いほど、強く感じることでしょう。

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セルフサボタージュをやめるために

わたし達はまず知らなくてはいけません。

本当にやりたい事を考える事、行動する事、自分の気持ちに素直になる事、今の環境を変える事はとても大変な事です。

だからその不確実性に感じる不安や不快や恐怖を取り除くために、セルフサボタージュをするのです。

「今の自分」を保っていれば「安全」なのです。

でも、セルフサボタージュをしてしまうと、わたし達は自信を失います

セルフサボタージュをしていると「夢」や「目標」を叶えることは出来ません。

ではどのようにしてセルフサボタージュをやめる事ができるのでしょうか?

【セルフサボタージュの解決法①】自分のセルフサボタージュを特定する

自分の「セルフサボタージュ」が何なのかを認識をする必要があります。

例えばこんな質問を自分にしてみましょう。

【セルフサボタージュを特定する】

  1. ずっと望んでいるのに叶っていない夢や目標はありますか?
  2. やる気が出なくて困っている事はありますか?
  3. 明らかな理由もないのに、いつも失敗している事はありますか?
  4. 夢や目標はどのようなものだと考えていますか?
  5. 達成するとどのような気持ちになりますか?

自分のセルフサボタージュが分かったら、どうしてそういう風に考えてしまうのかを探ってみましょう。

例えば「10キロのダイエットをしていて、5キロ痩せたのに、無性に食べたくなって大食いしてしまう」場合、本当は「自分がダイエットに成功する」とは思っていないのかもしれません。

それは周りにダイエットに成功した人がいなかったり、遺伝的に太っていると思っていたり、「食事制限はキツイ」「運動はツライ」という思い込みがあるせいかもしれません。

また5キロ痩せたところで周りの人から「今まで通り朝まで飲んだり食ったりできなくて寂しい」と言われたかもしれません。

思いつくものを考えてみましょう!

【セルフサボタージュの解決法②】何がきっかけになるかを学ぶ

セルフサボタージュを「いつ」「どういう時」にしてしまうのかを知りましょう。

例えば、こんなトリガーがあると言われています。

【セルフサボタージュのトリガー】

  • 退屈な気持ちを感じる時
  • 恐怖や不安を感じる時
  • 物事がうまくいっている時
  • 疑問を感じる時

日頃から感情や思考を書き出すことを習慣化すると、トリガーを見つけやすくなります。

トリガーを見つけたら、その後に起こるセルフサボタージュ的な行動を別の目標を達成するための前向きな行動に変えてみてください。

また、可能ならばトリガーを回避するようにしましょう。

例えば、「運動はツライ」けれども「運動はエネルギーを感じる」「運動は気持ちがいい」「運動は楽しい」ものかもしれませんよね。

そんな感じで前向きな行動に変え、実際にそのように行動している人を調べてみましょう。

同じ目標を進む仲間や、既に成功させているメンターがいると良いですね。

【セルフサボタージュの解決法③】新しい行動パターンを練習する

前の質問から、あなたはダイエットがうまくいきかけている時にセルフサボタージュが起こる事を認識するようになりました。

ダイエットに5キロ成功した時にドカ食いしたくなった時、あなたはまずこう考えます。

「これは典型的なセルフサボタージュの現れだ!」

そこでそのままドカ食いをするのか、しないのかを選択できます。

セルフサボタージュをすれば、元のもくあみです。

セルフサボタージュをしないために、ドカ食いに変わるパターンを用意します。

  • ダイエット中に食べられるお菓子の準備がある
  • ダイエット中に食べ放題に言っても太らない食べ方を研究している
  • ダイエット中に食事に誘われても断り、食事以外で友達が満足する計画を用意してある

など、あなたはもう他にも選択肢があります。

そして10キロダイエットを成功させたときの自分自身が明確にイメージが出来ています。

あなたの変化を後押ししてくれる仲間がいます。

あなたはこの新しい行動パターンを何度も繰り返します。

繰り返せば繰り返すほど、不安や不快を感じなくなり、これがあなたのスタンダードになります。

まとめ

私は今まで「セルフサボタージュ」という言葉も意味も知らずに過ごしてきました。

やらなくてはいけない事があるのにネットやSNSをダラダラと見て時間をつぶしていたのはセルフサボタージュだったんですね…

わたし達は夢や幸福をつかむために、自分自身で行動を選んで進んでいきます。

セルフサボタージュをしていても、夢に近づくことはありません。

人は誰でも心の中に「強い自分」と「弱い自分」がいます。

いつも100%の強い自分でいることは疲れるし、大変です。

でも、わたし達は頭で考えたすべての事を実現することは可能です。

頑張りましょう!

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