最近、自分が使っている言葉が、子供達の自己肯定感を下げているのではないか?と不安になった出来事がありました。
「そうだ!アメリカ流の子育てをすればいいんだわ!」とこんな記事↓も書いたんですが、
ネガティブ全開の娘の不安や心配を、ポジティブな言葉で払拭することができれば!と思い、自分の中にポジティブな言葉をインストールするために一覧にまとめてみました。
言葉には、心に強い影響を与える力があります。ポジティブな言葉マスターになって、子供達の心の声に影響を与えて行きましょう!
ポジティブな言葉の持つ力について
言霊とも言いますが、言葉そのものにエネルギーがあり、現実の出来事に影響を与えることができると信じています。この考え方は、日本古来から受け継がれており、科学的な根拠はないと言われていますが、日本人の多くの人々が言葉の持つ力を信じていますよね。
言霊を信じるかどうかは、個人の信念により異なりますが、言葉には以下のような効果があると考えられています。
ポジティブな言葉の5つの効果
1. 心理的な影響

言葉が心に与える影響は非常に大きいです。ポジティブな言葉を使うと、自分や周囲の人々の気分が良くなり、ネガティブな思考を抑えることができます。逆に、ネガティブな言葉を使うと、心の中に不安やストレスを引き起こす可能性があります。
人に対して傷つけるような言葉を言ってしまった後、自分が後悔を感じたり、また逆に、励ます言葉をかけた結果、自分が励まされた気持ちになることを指します(よく震災ボランティアに言った方が「自分が勇気をもらいました」って言いますよね)。これは、自分の言葉が自分の気持ちにも影響を与える事を示しています。ポジティブな言葉を発することにより、自分自身もポジティブな気持ちになり、自己肯定感を高めることができるのです。
ポジティブな言葉を発する人の周りには、自然と人が集まってきます。周囲の人々がポジティブな言葉を聞くことで、その影響を受けて自らもポジティブになるためです。
2. 行動を変える力

言霊は行動に影響を与える力を持っています。ポジティブな言葉を日常的に使うことで、自分自身や他者が前向きな行動をとるきっかけを作ることができます。
学校や職場で褒められたことでやる気が出たり、元気を取り戻した経験はありませんか?逆に、厳しい言葉で奮起したこともあるでしょう。言葉は、単なる情報だけでなく、人の心に届き、その人の成長や変化を促す重要な役割を果たします。
もちろん、人からかけられる言葉だけでなく、自分自身に言う言葉でも同じ効果があります。ポジティブな言葉で自分自身を奮い立たせたら、行動にもつながりやすくなるでしょう。
3. 人間関係の改善

言葉が人間関係に与える影響も無視できません。ポジティブな言葉を使うことで、他人とのコミュニケーションが円滑になり、信頼関係が築かれることがあります。また、感謝の言葉や励ましの言葉は、他者との関係を深め、互いにポジティブな影響を与えることができます。
ポジティブな言葉を発する人の周りには、自然と人が集まってきます。周囲の人々がポジティブな言葉を聞くことで、その影響を受けて自らもポジティブになるためです。このようなポジティブなコミュニケーションを職場などで実践することで、周囲に人が集まるようになり、人間関係を円滑にすることができます。
4. 自分を好きになる

言霊には「自分を好きになる」という効果があります。ポジティブな言葉を使うことで自己肯定感が高まり、自分自身を肯定的に捉えるようになります。例えば、「できない」と思っていたことに挑戦した時、「私はやればできる」と言い聞かせることで、自信を持って取り組むことができます。
この小さな自己肯定の積み重ねが、自分自身を愛する気持ちを強くし、よりポジティブな自己像を築くことにつながります。言葉の力を信じて、自分を褒めたり、励ましたりする習慣を持つことで、少しずつできない自分を認めてあげられるようになり、ありのままの自分を受け入れることが出来るようになります。
5. 健康への影響

言霊が健康に影響を与えることも考えられます。ポジティブな言葉を使うことで、ストレスが軽減され、心身の健康が保たれることがあります。一方で、ネガティブな言葉を日常的に使うと、ストレスが蓄積し、心身の不調を引き起こすことがあるかもしれません。
「病は気から」という言葉があるように、気分は健康にも影響します。自分に前向きな言葉をかけることで、心身の健康を維持することができます。
ポジティブな言葉の実践方法
ポジティブな言葉を使うことで、日常の気持ちや人間関係、健康に良い影響を与えることが分かりました。では、実際にどのようにポジティブな言葉を活用していけば良いのかを見てみましょう。
日常でのポジティブな言葉の活用

コミュニケーションを取る際には、相手の感情や意図を尊重し、相手にしっかりと伝わるような言葉を選ぶことが大切です。その際には、相手の目を見て、相手に親しみや尊敬を示すことも忘れないようにしましょう。挨拶や感謝の言葉など、穏やかな言葉を使うことで、相手との関係性がより深まります。
マザーテレサの言葉と言われている名言に「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから」というのがありますが、普段の思考がネガティブだと、言葉もネガティブになってしまいます。普段から穏やかな気持ちでいる事を心掛け、悪口や不快な言葉は避け、前向きな表現を心がけましょう。
日常で使えるポジティブな言葉一覧
- 自分は運がいい
- 自分が選んだ選択はすべて正解
- 今日も一日、よく頑張った!
- 失敗は成長の一部。今日は新しいことを学んだ!
- 生きているだけで丸儲け
- やればできる
- 過去も未来も今は置いておいて、今この瞬間に集中しよう
- 小さな一歩が大きな変化を生む
- 今日生きていることに感謝
- 自分自身に優しくしよう。完璧でなくて当たり前
- なんだかんだ、うまくいく
- 当たり前って幸せなこと
子育てでのポジティブな言葉の活用

子育てでのポジティブな言葉の活用は、子どもの心の成長に欠かせない要素です。子どもは親からの言葉を通じて自己価値を感じ、社会性や感情のコントロールを学びます。
日常の小さな会話においても、子どもの話を真剣に聞き、感情を共有することが大切です。子どもが楽しい話や困っていることを打ち明けたとき、しっかりと目を見て耳を傾けることで、親子の信頼関係が深まります。
ポジティブなコミュニケーションは、子どもの心に安定と自信を与え、社会での挑戦に必要な強さと優しさを育てる基盤となります。親自身もこのコミュニケーションスタイルを通じて、より良い人間関係のモデルを子どもに示すことができます。
子育てで使えるポジティブな言葉一覧
- 何があったのか聞かせて
- ママ/パパは〇〇ちゃんを信じているよ
- 一歩一歩でいいんだよ。焦らなくていいんだよ
- 失敗しても、全部の経験が成長につながるから大丈夫
- 感じてダメな感情はないから、自分の感情を大切にしてね
- 一緒に問題を解決していこうね
- 〇〇ちゃんならできるよ
- どんな時も味方だよ
- 助けが必要なときはいつでも言ってね
- 試してみることが大切。そこからたくさん学べるよ
- もうダメだと思っても、本当にダメなことなんてないんだよ
職場でのポジティブな言葉の活用

職場で使われる言葉も、その職場全体の雰囲気や労働環境に影響を与えることがあります。ポジティブな言葉を使うことは、自分のイメージを向上させ、新たなチャンスや昇進へと繋がる可能性もあります。労苦に耐えた仲間への気遣いや、共に目標に向かって努力する心意気を示す言葉は、職場のモチベーション向上につながることでしょう。
挫折や失敗に対して前向きに捉え、成長や学びを見出すことで、自己成長を促進することができます。ポジティブな言葉が周囲にも良い影響を与えることは確かですが、それだけでなく、自分自身も実践することで、言葉の力をより大きく発揮することができるでしょう。
職場で使えるポジティブな言葉一覧
- 素晴らしいアイデアですね!
- どんな支援が必要ですか?
- 一緒に頑張りましょう。
- あなたの意見を聞かせてください。
- このチャレンジを楽しみましょう
- それは興味深い視点ですね。もっと詳しく教えてください
- 次もまた良い成果を期待しています
- 大変だけど、やりがいのある仕事ですね
- 私たちのチームであなたがいてくれて本当に良かったです。
- どのように進めれば良いか、アドバイスをいただけますか?
- お疲れさまです。
- ありがとう。
ポジティブな言葉の力を最大限に引き出すために

ポジティブな言葉だけを口にするのではなく、いくつかのポイントを心がけることで、言霊の力を最大限に引き出すことができます。
1. 日常的にいい言葉を使う
汚い言葉や不快な言葉を避け、常に正しい日本語やポジティブな言葉を使うように心がけましょう。これにより、ポジティブな効果を継続的に得ることができます。
2. 悪口を言わない
他者の悪口を言わないようにしましょう。ネガティブな言葉は、最初に発した自分自身に悪影響を及ぼします。不満がある場合は、直接相手に伝えることが大切です。相手にも、その人にとって良い意図があることを想像してみましょう。
3. 向上心を持つ
ポジティブな言葉を発した後は、行動に移すことが重要です。ポジティブな言葉を使ってモチベーションを高め、そのエネルギーを行動に変えましょう。
4. 睡眠時間をしっかり取る
睡眠不足は、ポジティブな気持ちを維持する妨げになります。十分な睡眠を確保し、ポジティブな言葉をかけることで、その効果を最大限に引き出しましょう。
【まとめ】ポジティブな言葉で人生を豊かに

忙しい毎日の中で、ふと「自分の言葉が子どもの心にどう影響しているんだろう?」と感じることはありませんか?私もそんな思いに駆られ、ポジティブな言葉の力について改めて考えました。
言葉には、私たちが思っている以上の力があります。特に、子どもたちの心に届く言葉は、彼らの自己肯定感や成長に大きく影響します。ネガティブな言葉に頼らず、前向きな言葉で子どもたちを励まし、支え続けることができたら、私たち親もまた少しずつ成長できるのかもしれません。
これからも、子どもたちに自信を持ってもらうために、そして自分自身も前向きな気持ちを保つために、ポジティブな言葉を積極的に取り入れていきたいと思います!