職場で問題となっている人がいます。
私自身は直接被害を被っていませんが、職場の仲間は痛烈な批判を受けたりして、かなり参っている様子。
私もできる限り状況を打破するために動いていますが、思考を整理したくてライフコーチに相談してみました。
その結果、
- 「苦手な人」と言う事に集中しないことが大切
- 自分の価値観から行動を決めることが大切
と言う事が分かり、自分の行動を見直すことが出来ました。
この記事ではどうライフコーチが私を導いてくれたのかをまとめてみたいと思います。
苦手な人への対処法
これからご紹介する苦手な人への対処法は、1人でも出来ると思いますが、誰かと話す形で実践した方がやりやすいと思います。
ペンや置物など、苦手な人を表すモノを1つご用意ください。
ステップとしてはこの2つです。
- 苦手な人を色々な角度から見てみる
- 自分の価値観から決める
では、始めます。
[苦手な人への対処法①]色々な角度から見てみる
最初に「苦手な人」に対して、色々な角度から見てみます。
用意したモノを苦手な人と見立てて(私の場合はペン)、その人の事を説明し、説明したその人について「名前」を付けてください。
私が最初に説明したのはこんな人でした。
その後、ライフコーチの指示で窓を開けて、外に見えるもの、感じる風などを一通り説明し終えると、またペンを取り出して「じゃぁ、その人の事を説明してください」と言われました。
次に説明したのはこんな人です。
それから、手許にある本を見てパッと目についた言葉について説明しました。
ちなみに私が選んだ言葉は、近くにあった「U理論入門」という本から「智恵の使者」と言う言葉を選びました。
*「智恵の使者」とは、自分を後ろから見て智恵のある人として最高の未来に向かおうとしている自分にアドバイスをする人のことです。
そして、またペンを苦手な人に見立てて、その人の事を説明して名前を付けます。
それから、「人生で一番思い出の深い旅の話」を聞かれて、散々小学生の時に初めて行った海外旅行のカナダのビクトリア島についての話をしてから、ペンを見て、
と言いました(ビクトリアのきれいな花の話をしていたので、きれいなモノから頭が離れなかったと思われます)。
そして、満開の河津桜が好きという話をしてから、
といいました。
ここまでで、今までただの「苦手な人」だったのが「教科書君」「承認欲求君」「ひょうひょう君」「艶玉君」「雑誌君」になりました。
いい話や楽しい話をしてから、悪口を言うのが難しく、彼のいい面にも自然と目を向けることが出来ました。
ライフコーチは、何度もその人について質問する事で「苦手な人」を「苦手」なだけで終わらせないようにしてくれたのだと思います。
[苦手な人への対処法②]自分の価値観から決める
「教科書君」「承認欲求君」「ひょうひょう君」「艶玉君」「雑誌君」の中から、自分の価値観や人生理念に合うのは誰だろう?と考えてみます。
私が見たいその人の側面で一番近いのは「ひょうひょう君」で、「雑誌君」にも出会いたいと思いました。
そして、自分が出来る行動を考えます。
私は「周りの人に幸せにする」という理念があるので、それをもとにこんな行動を考えました。
- 私はニュートラルでいる(周りと一緒になって悪口を言わない)
- 参っている周りの人の話を聞き、寄り添う
- 彼の特性を理解して、彼に通じるように資料を組み立てる
- 彼がいることで起こるであろう良い未来を伝える
そして、次の日から早速この行動指針に則って、ライフコーチと話したことや「これからこうなる」という未来の話を職場の人に話しました。
「彼を攻略する事で、参っている人自身の成長にもなる事」「私は全面的にバックアップするよ!」を伝えました。
【まとめ】苦手な人への対処法を学びました
以前、オンライン瞑想サロン「MELON」で「痛み」など負の感情との付き合い方を教えていただき、記事にまとめました↓
それと全く同じで、苦手な人がいるからって、その人の「苦手」な部分だけに集中しない事が大切なのだと今回学びました。
その人にはいろんな面があって、ちゃんとそこにも目を向ける事。
自分の中のその人の「苦手な部分」がどう変化していくのか、興味を持って見守る事。
そして、その人と対峙する時に自分の理念から外れないように行動をすることで、幸福感が高まるのだろうなと思いました。