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片付けられない子供への対処法:楽しく片付けを習慣化するコツ

【画像】片付けられない子供への対処法
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夏休みが始まり、「子供が片付けられない」と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

「片付け」は日々の生活に欠かせないスキルですが、子供にとっては「片付ける」こと自体が難しい場合があります。

この記事では、片付けが苦手な子供が自然と片付けられるようになる方法を紹介します。

子供が片付けられるようになれば、親も子供もハッピーです

子供が片付けられないの理由

【画像】子供が片付けられない理由

まず、子供が片付けられない原因を理解しましょう。

うちの子ども達を見ていると、子供達が片付けが苦手な理由は、

  1. 片付けの概念が理解できていない
  2. 片付ける環境が整っていない

の2点のような気がします。

それぞれ詳しく見てみましょう。

片付けの概念が理解できていない

子供は「片付ける」という概念自体を理解していないことがあります。

学校でも片付けの方法を一から教わることはありませんし、家でも「片付けなさい」と言われるだけで具体的な指導が少ないこともあります。

私も人の事は言えませんが、子供は特に「物を移動させること」を「片付け」と考えることが多く、散らかっている状態を嫌だと思っていないこともあります。

そのため、「片付けなさい」と言われても、ただ物を端に寄せたり、棚の上に置いただけで満足してしまうのです。

環境が整っていない

片付けられない理由には、環境が整っていないこともあります。

  1. 不要なものが多すぎる
    使わなくなったものが溜まっていると、片付けは困難になります。
  2. 収納スペースが不適切
    収納スペースが少ないと物が溢れてしまい、逆に多すぎると物を詰め込みすぎてしまうことがあります。
  3. 子供の成長に合っていない収納
    子供の手が届かない場所に収納があると片付けづらく、分類が細かすぎると物を戻すのが面倒になります。
心当たりがありすぎる…

片付ける環境を整えることで、子供が片付けるモチベーションが向上することもあります。

モノを減らして、子供が片付けやすい環境を作ることで、片付けへのハードルを下げることが大切です。

▽小さい子には「おもちゃローテーション」をお勧めします

子供に片付けてもらうコツ

【画像】子供に片付けてもらうコツ

片付けが習慣化していない子供にとっての「片付け」って、親に怒られて仕方なくやる嫌な活動ですよね。

子供達に片付けを「嫌なこと」ではなく、家族の一員として「必要なこと」「やれば自分にとっても良い事」と思ってもらえるようにすることで、日々の片付けがスムーズに進むだけでなく、自己管理能力の向上にもつながります。

親が片付けてしまうのではなく、子供と一緒に片付けをする事で、子供達の自律を促しましょう!

では、子供達に片付けてもらうときのコツを紹介しますね。

タイマーを使う

わが家は、特に母である私も片付けが苦手なので、タイマーを使って「何分以内にどれだけ片付けられるか」を競うといったゲーム性を取り入れ、「片付け」を家族で楽しむ良い活動にすると、すんなり子供達も片付けを始められる気がします。

「みんなで一斉にやる」というのがポイントなのかもしれません。

でも1人10分やれば、4人家族で40分になるので、結果は大きいです。

ノリノリの音楽を掛ける

片付けの時間を楽しいものにするために、子供の好きな音楽を流しながら行うと、リズムに乗ってスムーズに片付けを進められます。

Amazon music」などで「片付けプレイリスト」を探してみると良いでしょう。

私は全然趣味じゃないボカロを子供達は好んでて、仕方ないから合わせて聞いてる…

定期的に整理整頓する習慣をつける

家族で「片付けデー」を設定して全員で取り組んだり、毎日短時間でも家族で片づけに取り組むことで、子供達にも片付けの習慣が身につきます。

この時間を家族での楽しいイベントにすることで、自然と片付けが習慣化されます。

片付けのルーティンを作る

毎日のスケジュールに片付けの時間を組み込むことで、子供が自然に片付けを行う習慣をつけることができます。

子供達が疲れていない時間で、遊びの時間でもないちょうど良い時間を見つけて、1日10分でも片付けの時間を設けて日常生活に組み込む工夫をします。

褒めることを忘れずに

片付けができたら、しっかりと褒めてあげましょう。

成功体験を積むことで、子供は自信を持ち、片付けが習慣化しやすくなります。

自己表現の場としての片付け

子供に自分のスペースを自由にデザインさせたり、お気に入りのグッズを飾ったりすることで、自分の空間に対する愛着が生まれます。

これにより、自然と片付けをしたいという気持ちが芽生えることがあります。

【まとめ】子供に片付けを習慣づける

【画像】子供に片付けを習慣づける

片付けられない子供が片付けられるようになるためには、環境の整備と心理的なサポートが必要です。

身の回りを片付けることは、その効果が意外に多岐にわたります。

持ち物をなくして、それを親のせいにして、結局親に探してもらう…と言う事が続いては、自立することもできません。

身の回りがスッキリ整えると、作業効率が上がり、時間にも気持ちにも余裕が生まれ、自立に必要な力である決断力、まとめる力、継続力なども養われます。

結果として、自らの判断で進路や将来の選択をすることができるようになるのです。

片付けることは、物理的な整理だけでなく、精神的な整理や人間力の向上にも繋がるのです。